かなり久々に原作の「黄金時代」篇をザザザっと読んでみたけれど、
やっぱり、ジュドーって戦場での活躍はほぼ描かれていないっぽいですな。
グリフィスを奪還する時に“投げナイフ”を披露していたものの、戦闘ではその1回限りだし。
なぜ彼がプレイアブルになれたのだろう? ピピンの方がよっぽど活躍してるじゃんか。
世話好きキャラとしてストーリー的に使いやすいのは理解できる。
でも、ちゃんと戦場で活躍しているキャラをプレイアブルで使わせて欲しかったものだ。
あと、思いのほか、原作のガッツが軽快な動きをしていて結構驚かされる。
「ヒュン、ヒュン、ヒュン!」と、意外と身をかわすのが上手いしね。
見た目とは裏腹に、こんなスピードがあるキャラだったとは全く記憶になかったなぁ。
正直、ゲームのガッツって動きが軽くない? とか思ったりもしたけれど、原作準拠なのかも。
ま、そんなこんなで、ゲームの方はというと、ゾッド戦に突入しました。

初の大型ボス戦。相手の攻撃をガードしても、弾かれて怯まされたりするのが地味に痛い。
それでも、ガードしてたらダメージはくらはないので、しないという選択肢はないな。
回避もあるけれど、アクションゲームでぐるんぐるんローリングしまくるのが嫌いだから、
出来るだけガードだけで対処したいものだ(本作の回避はロリではなくステップだけど)
しかし、アクションで大型ボスとなると、否が応でも“狩りゲー”を想起させられてしまう。
それから、再びガッツ以外のキャラが使えるステージになったので、初めてキャスカを使ってみた。

ま、使いやすくても、段々と火力不足とかに悩まされるキャラなのかもしれないけれど。
でも、使徒とかを相手にキャスカが無双できてもおかしな話だし、これは仕方がない。
同じ理由で、イシドロやファルネーゼがプレイアブルじゃないのは理解できるところです。
てな感じで、現在シナリオの方は、ガッツとキャスカが崖から落ちたところまで進行中。

ファンタジー色がまだ薄くて、軍記物っぽい「黄金時代」篇でもこれだけ面白いんだもんなぁ。
ゲームだと、言わずもがなストーリーが端折られている部分も多いとは思うものの、
十分楽しめる作りにはなっているんじゃなかろうか(原作ガチ勢は放っておこう)
でも、キャラの掘り下げは不十分なので、やっぱり原作を知っている人向けだとは思うけど。
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▼Vita「ベルセルク無双」プレイ感想(1)、ボスがちゃんとボスっぽい強さをしている点は素晴らしい