今回は、上杉景勝がメインキャラとなっている「大樹の章」をプレイしました。
なんともビックリするくらい無口なキャラである景勝。
正直、家臣である直江兼続らの方がよっぽど目立っていた気がするものだ。
ま、章のタイトルである“大樹”のごとく、縁の下の力持ちとして描きたかったのでしょう。
「すべての責任は俺が持つから、お前達は思うように動いてみろ!」的な感じなのかも。
黙って家臣達を暖かく見守る景勝。ある意味では、理想の上司と言えるのかもなぁ。

そして、「罪は自分ひとりに有り!」と、男らしいぜまったく。
しかし、物語は「義の花を咲かせよ」というばかりで、通り一辺倒であったように思う。
まったくと言っていいほど紆余曲折などなく、非常に感想を持ちにくいストーリー。

それこそ、友情・努力・勝利といった“ジャンプ三原則”を地で行ったような感じかもしれない。
非常にキレイにまとまっているとはいえ、在り来たりであまり面白味はないんだよね。
でも、これが史実に近いものだというのなら、これでも別に仕方がないわけだけど。
それにしても、この章にも石田三成が出張ってくるとはちょっと驚いてしまった。
まあ、直江兼続がほぼメインキャラなので理解は出来るものの、ちょっと出番多すぎですな。
前作や本作でもあまり扱ってもらっていないキャラなんて他にいくらでもいるわけだし、
もうちょっと不遇なキャラにも満遍なく光を当ててもらいたいものだ。
というわけで、この章のエンディング。

志同じくしていた友を討たねばならぬという、お涙頂戴といった展開。
でも「いつまでも心は一つ」といった風に、ほんと“友情パワー”が溢れんばかりでありました。
(しかし、戦国4の真田幸村って、香川真司の顔に似ている気がして仕方がない)
関係ないけど、なんだかんだで母上様(綾御前)はお綺麗ですね。

結構な高齢だと思うんだけど、何歳くらいの設定なのだろうか? ちょっと気になる。
1524年生まれということで、信長よりも10歳上らしいし。
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