「誰かに助けて欲しい」と思った時に、必ず主人公の前に現れてくれる梨深。なにも状況を知らずとも全肯定してくれて、「一緒にいてあげる」と言ってくれるなど、まさに天使!
「僕にとって梨深の存在は、救いだ」とか、当初は「悪魔女」と思っていたというのに、ずいぶんと2人の関係性が変わってきたものだわ。
しかし、これまでの経緯を彼女に話してみたものの、ちょっと半信半疑といった反応。まあ、主人公の「妄想癖」を知っているので、全てを真実だと思えないのは致し方ない(自分もよく分からんし)
主人公が「小学生時の遠足事故は自分のせいかも」という話をした時も、梨深は「そう考えてることだって、タクの妄想なんだよ?」と一蹴。
ほんと、あくまでもそれは今の妄想で、その当時はそんなことを思っていなかった可能性だってあるもんなぁ。ネガティブをこじらせ、思い出も改変してしまっているパターンも有るっちゃ有るか。
それから、ネトゲ友達からの情報で、ニュージェネ第5の事件を知ることに!

ちょっと前に病院へ行った時、高科先生のことを尋ねたら、看護師さんが微妙な反応を見せて違和感を持ったものだけど、あの病院関係者は何か知っていたのかなぁ?
これで主人公は、「自分のせいで巻き込まれた」と思い込んでしまうので、余計にメンタルがよろしくないことに。これで益々、現実と妄想の区別が付き難くなってなってしまうんじゃ……。
続いて、とある公園にて謎の集団とセナ。

そして、リーダーが背負っていた「機器」の入ったリュックを、ディソードで破壊! もしや、この機器を使って集団を操っていたということなのかな、そう考えるとしっくりくるね。
最後に「NOZOMI……」とつぶやくセナ。主人公が通っていた病院にも関係しているNOZOMIという企業(?) 彼らが何か壮大な実験をやっているという感じなのでしょう。
なにやら、企業だけでなく、政治と宗教もニュージェネ事件に関わっているようだし、私利私欲のためなら何でも有りという思考に恐怖を感じざるを得ない……。
あと、FESも精神病入院歴があることが発覚し、ネット上で話題になっている模様。

2人ともに、子供の頃から妄想を現実にする能力があったのか、はたまた病院によってそういう能力が開発されたのか、それとも両者とも違う何かなのか、非常に気になるところかも。
となってくると、セナあたりも似たようなバックボーンがあったりするのかな? あの梢ちゃんという転校生もなんだか不気味で気になるんだよね(未だ謎ばかり)
そんな中、主人公のケータイに着信、以前にも掛かってきた「通りゃんせ」のメロディ。その音を聴き全身が硬直!? まさか、洗脳というか、身体が操られたり??(公園の謎の集団みたく)
セナが言っていた「VR技術で、人の五感・意思そのものをコントロール」ってやつなんじゃ……。一体、主人公はどうなってしまうのか、あと優愛の状況も謎のままで第5章終了!
▼Vita「カオスヘッドノア」感想(4)、何者かのエラー(妄想)が存在する世界を彼らは見せられている可能性
▼Vita「カオスヘッドノア」感想(3)、あの悪魔女がクラスメイトだと!?そして将軍や黒幕っぽい連中も登場