関東大震災並みの地震により、大きな被害が出てしまった渋谷。死傷者3万人と推定されているとか、とんでもないことになっているなぁ……。
これが人為的なものというのが、非常に胸糞悪い。おまけに、「ノア2」を完成させるため負の感情を集めるのが目的だったわけでしょ? この胸糞悪いという感情すら黒幕に利用されちゃうので、ほんとに性質が悪いぜ。
そんな中、FESや優愛、そして黒幕から解放されていた七海も被害にあってしまうわけだけど、そこへ主人公が颯爽と現れ皆を救出! なんだか一気にヒーロー然としてきたものだ。
このタイミングで、七海が将軍(本当の兄)の記憶を取り戻すものの、主人公に対して「おにぃも、ナナのおにぃだよ」と言ってくれたのには思わずウルッとくるね。
(しかし、七海にとっては、あのバングルが相当特別なものになってるんだなぁ、と感慨深い)
それから、とある駅にてセナ&セナ父に遭遇!

新興宗教の狂信者ではあるけれど、なぜそんな簡単に人を殺すことが出来るんだ!? と思わずにはいられない。神のためであれば、倫理観すら打ち破れてしまう恐ろしさ。
あの看護師の葉月さんもそんな感じだったし、どういった教義を頭に植え付けられているのか、その辺が気になって仕方がないね、ほんと。
(なんだか、創作だと宗教が悪者にされ過ぎな感が無きにしも非ず、まともな組織もあるだろうに)
ま、そんな諏訪に対して、天然のギガロマニアックスの力を見せ付けて見事撃破! やはり、人口では天然には遠く及ばないということか、ふむふむ。
続いて、なんやかんやあり、「ノア2」の下で黒幕・野呂瀬との最終決戦!

↑ それで全人類の心を操り、永遠の平和を築こうってか? 自分では良い事をしているつもりの悪人ほど厄介なものはない、まさにそんな感じのラスボスであった。
それにしても、野呂瀬自身もギガロマニアックスだったとは結構驚いたなぁ。まあ、そうじゃないと、この「プロジェクト・ノア」という発想自体が出てこないのかもしれないけれど。
年齢を減ると能力が衰えるのか逆に向上するのかが気になるところ。でも、野呂瀬の場合は「ノア2」でブーストしてそうだから、その点がちょっとよく分からないのが割と残念。
で、野呂瀬との戦いにより絶望的なピンチに陥った時、皆の祈りが主人公に届く!

一時はもう駄目だー、お終いだー!! といった流れになっていたものの、主人公が大復活して野呂瀬&ノア2を破壊し見事に勝利! 良かった良かった。
このあと、プロローグで描かれたシーンに繋がっていく模様。(将軍のこともあり)主人公は梨深に優しく殺されてエンディングに突入、1周目・Aエンドと相成りました。
いやぁ~、なかなか面白かったです。ミステリ色が結構強いので、同じ科学ADVのシュタゲよりも個人的には好きかもしれない(終始シリアスなので、人は選ぶのだろうけど)
というわけで、引き続き別エンドを目指して進めていこう。
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