前回、七海ルートをクリアしたので、今回はあやせルートを進めていこう。三住くんと一緒に病院へお見舞いするところから個別シナリオへ分岐していくらしい。
本編の方だと、梨深も一緒だったと思うけど今回は違うのかぁ、とか思っていたら、あやせの病室に梨深&七海のディソードあるだと!? そして、全身血塗れのあやせ。
上のスクショは着替えた後の物だけど、最初は頭から血を被ってたからなぁ、まったく穏やかじゃないぜ……。まさか殺して奪ったということなのか? そうは考えたくないものだ。
「他の黒騎士は、すでに邪心王に侵食されてしまった。もう……アテにはできない」
「だから、急いで集めるのよ。7本の、ディソードを」
いやぁ~、まさか他のヒロインからディソードを奪って回るという展開になるとは、思いもよらなかったかも。でも、伝説の武器を揃えていく感じがして、謎のワクワク感が有ったり無かったり。
とはいえ、「殺してでも奪い取る」という感じではなく、なぜか他ヒロインらは「心が殺された状態で再起不能」になっているので、そこで剣を回収するという流れになっておりました。
おそらく、本編Bエンド時の主人公みたいに、諏訪により心が殺されてしまっているのだと推測。正直、天然より人工のギガロマニアックスの方が強いというのが納得いかないですな。
それにしても、あやせの言う「グラジオール記黙示録」の中身が白紙だったことに驚愕!

こういうのも、ある種あやせの現実逃避の成れの果てというか、物語を作ることで心の平穏を保っていたということなんだろうか? 彼女のバックボーンというのもなかなか辛いものがあることだし。
でも、そうなると、あの予言めいた事はどうなるんだ、という疑問が湧いてくるわけで。
あくまでニュージェネ事件は諏訪&葉月がやっていたことだから、あやせの妄想が現実化していたわけではないのでしょう。じゃあ、なぜ内容が被っていたのか? そこが非常に謎過ぎる。
(諏訪は「スパークウォーズ」オタクだけど、逆に葉月は「ファンタズム」ファンの可能性??)
そんな中で、あやせが見ていた世界が主人公らとは全く違っていたことが発覚!

こずぴぃの場合は、それにより性格が一部破綻(?)しているようだけど、逆にあやせはそういうこともなく、周りの人と同じように生活出来ているのは凄いことではある。
まあ、それだけストレスも多いわけだし、一度は屋上からダイブしたりしたわけだから、その心中を推して知るべし。平静を保つのも並大抵のことではないのでしょう。
で、このあやせの見ている世界から解放してくれる「希望」として主人公を見ているようで、だからこそ異様なまでの信頼感だったわけだ(おそらく、梨深と同等以上の好感度)
そして、ついにあやせの言う「邪心王グラジオール」が目覚めてしまった!?

投擲したディソードが、空にヒビを入れ、そして世界が砕け散った。
闇と化していた空も、一気に青空へ……、なんと綺麗な終わり方だろう。まあ、非常にすっきりエンドではあるものの、沢山の犠牲を払った上での世界なので、少し複雑な気分は残り続けるものだわ。
しかし、このルートでは「ノア2」ってどうなっているんだろう? 梨深&七海があやせの前に現れたのなら、すでに破壊した後という可能性も無くはないのかな?? よく分からん。
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