前回、あやせルートをクリアしたので、今回は梢ルートを進めていこう。渋谷でセナ&こずぴぃと3人で会った後あたりから分岐していく感じだろうか?
こずぴぃは東京の学校へ転校してくる前に、集団ストーカーに遭い心を壊してしまったわけだけど、それが今現在も行われているようで、段々精神的に追い込まれていく様がなかなか辛い。
そもそも、そのストーカー行為はギガロマニアックスへ「覚醒」させるためにやっていた事なのに、すでに覚醒している彼女に対しやる意味がよく分からないんですが……。
今回、「エスパー少年」事件後の主人公に対しても、集団ストーカーによりストレスを与えるのに拍車が掛かっているので、黒幕サイドも形振り構っていられない様が見て取れる。
まあ、妄想の七海を顕現させたあと、主人公は1週間昏睡しているようだし、それだけ時間的なロスがあったら黒幕さんも焦りを見せるのも無理はないか。
そんな中、学校にてこずぴぃの心が「どす黒い妄想」に支配され、ついに暴走!

クラスメイトまで例の「ポーター」に操られ、集団ストーカー行為に及ぶとなれば、そりゃあもう再び心を壊されてしまうのも頷けるところかもしれない。
あっという間に周囲は血の海と化すなど、そのあまりの光景にポカーンとするほかなかったわけで……。なんというか、終わりの始まりってやつですね、うん。。
以前の主人公との会話で、「ただ普通にね、生きたいだけなのにね。特別なことなんて、な~んにも望んでなかったよ?」というセリフが心に突き刺さる。
なぜ、こずぴぃは希グループに目を付けられちゃったのかなぁ。「心の声が聞こえる」とか、そんなの傍からでは分からない能力だろうにねぇ、う~む。
それから、なんやかんやあり、主人公は梨深と1週間ぶりの再会。

そっかー、こういうパターンを持ってきましたか。正直、梨深ルートでやるべきじゃないの? と思ってしまうけど、まあもっと驚きの展開があるのだろうと期待しておこう。
で、「許せない、許せない、殺したい、殺したい」という主人公の心の叫びを聞き届けて、こずぴぃが梨深を吹っ飛ばして一発撃沈! 完全な不意打ちとはいえ、火力だけならナンバー1かな。
もう、ここまできたら、主人公としても頼れるのはこずぴぃしかいないと思い、2人で結束。「こずぴぃは、こずぴぃをいじめる人みんな、殺すね」ということに相成りました。
しかしながら、セナにまで手を下すことになるとは思いもよらなかったわけで……。

「セナしゃん、大好きなのら」と、ディソードを下ろした矢先に、いきなり斬り付けるこずぴぃ。もはや、心身共に制御出来なくなっている!? 完全に「どす黒い妄想」に飲まれてしまった。。
「セナしゃんのことをお姉ちゃんみたいだなって思ってたのに……」と、セナの亡骸を抱えつつのセリフがほんとに辛い。「なんでこんなことに」という言葉ばかりが頭に過ぎってしまうね。
この直後に諏訪が登場、2人とも銃撃を受けつつもディソードで一閃して相打ちエンド! これでやっと、こずぴぃも解放される、平穏な時間が訪れる。
色々とたくさん犠牲者は出てしまったけど、これほど死の救済が有り難いと思えるエンディングはないんじゃなかろうか、なんとなく。
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