前回、プロローグが終了したので、今回からセイバールートへ突入しました。
主人公・衛宮士郎による一人称視点の文章になっている模様。
時系列的に、プロローグ終了時点よりも前に戻ってしまったようで、
凛とセイバーがあの後どうなってしまったのかが分からずモヤモヤしつつ読み進める。
さっそく冒頭から“選択肢”が出てくるなど、ノベルゲーらしさを醸し出しているものだ。
シュタゲなんかだとこういうのってほとんど無かった気がするし、それなりに新鮮かも。
それにしても、この主人公・士郎って、「正義の味方」になりたいと思っているからか、
すごく性格がいい。その反面、いまいち特徴が掴めないというか突出したものがない気が……。
現状、その「正義の味方」というのも漠然としているから、掴みどころがなく見えるのかもなぁ。
これから、ストーリーが進むにつれ、彼が重要な役目を担っていくのは間違いないところだし、
段々と見方が変わってくるのだろうと期待したいとは思う(OPを見る限り活躍してるしね)
そんな中で、さっそく数奇な運命に巻き込まれつつある士郎さん。

BGMとかも相まって、読み進めるのが若干怖く感じなくもないですな。
まあ、伝奇物でもあるので、当然といえば当然なんだけど(リアクションとしては正しい)
この後、プロローグの凛視点の話とリンクし始め、問題の学校のシーンへ突入。
ここで士郎はランサーに心臓を貫かれるわけだけど、凛の魔術により命を繋ぎ止める。
そして、目を覚ました士郎は血塗れの廊下を掃除してから帰宅。真面目だな、おい!
しかしながら、ランサーによる襲撃を再び受けてしまい絶体絶命のピンチ!?

ランサーを圧倒するセイバー。こんなに力量に差があるのかと、ちょっと驚かされるものだ。
(ちなみに、ファイアーエムブレムの3すくみだと、剣より槍の方が強いけどね)
それから、ランサーが引き揚げた後、凛&アーチャーが衛宮邸に登場。

どうやら士郎が全力で止めた模様。この後、ようやく時系列的にプロローグの続きとなるらしい。
ここで、何もかもを分かっていない士郎に対して、聖杯戦争のレクチャーをする凛。
ま、プレイヤー側も士郎並みの知識しかなかったから、ようやく全体像(?)を理解できた感じかも。
プロローグでは設定説明が少なかったので、ややこしくなくすんなり物語に入り込めたものだけど、
あれは凛視点だったからこそ説明臭くなかったということなのかもなぁ(彼女本人は理解してるし)
これからは素人な士郎視点ということで、設定説明も確実に増えていきそうな予感しかしない。
▼Vita「Fate/stay night」プレイ感想(1)、沸点低すぎな凛&思いのほか戦闘シーンに迫力がある(プロローグ)