なんだかバッドエンドした時と全く同じ流れで、イリヤに拉致されてしまう士郎さん。
彼を殺したいというよりサーヴァントにしたい願望があるらしく、どうにも恐ろしい。
「……十年も待ったんだもの。ここでシロウを簡単に殺しちゃうなんて、
そんなのつまらないでしょう?」
う~む、十年も待ったってどういうことだ? 十年前だと前回の聖杯戦争と関連してる??
そんな折に、セイバー&凛&アーチャーが揃って、士郎を救出するために登場。
どうやって、士郎がピンチだというのを知ったのやら、その辺が気になってしまった。
(士郎が家を出る前にアーチャーと会話してるし、彼が密かに公園まで付いてきていた?)
そして、皆で城から脱出! というところで、イリヤ&バーサーカーに気付かれてしまう。

そこで、凛がアーチャーに足止めを要求。
「―――少しでいいわ。一人でアイツの足止めをして」
自らのサーヴァントに“死ね”と言った。
このシーンにはちょっと鳥肌が立ってしまったものだ、ほんと。
冷血であり、無茶でもあり、最善の一手でもあり、切羽詰った感じでもある。
色んな感情がない交ぜになってはいるんだけど、そこを冷静に判断して決断する凛がスゴイ。
この後の、アーチャーによる「別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?」の方が、
フェイト界隈では有名なのだろうけど、個人的には凛のセリフの方が心に残った気がするね。
で、城から脱出した3人は、樹海を走って逃げる逃げる。
しかし、バーサーカーを倒さないと生きて帰れないと悟り、セイバーを回復させることを決断!

別にそんな恐ろしいことではなく、士郎の魔術回路を移植するという話になった模様。
別に魔術回路を全て失うわけではなく、どうやら3割程度で済んだらしい。
こんなことなら、もっと早く移植していれば……。
でも、ライダー戦からほとんど時間が経っていないし、こればっかりは仕方ないか。
それから、ついにバーサーカー戦に突入!

バーサーカーは12回殺さないと死ねない体なんだそうな、なんというチート!!
アーチャーが6回で、凛が1回、計7回死んでいるので、残り5回殺さないといけないのか。
セイバーは回復したとはいえ宝具は使えないし、もはや成す術なし……。
やはり、アリではゾウさんを倒すことは不可能なのか!?

これまで何度かアーチャーから、「勝てるモノを幻想しろ」「常に最強をイメージしろ」
とかいう助言めいたことを貰っていたわけだけど、ここで活きてくるわけか、なるほどね。
そして、士郎が幻想したものというのが、伝説の剣であるカリバーン。
エクスカリバーではないけれど、それに匹敵するほどの力のあるのでしょう、たぶん。
それを使って、最後はセイバーと力を合わせてバーサーカーを撃破!
なにやら、ただの一撃で7回殺すことが出来たんだそうな、凄過ぎる(完全にオーバーキル)
以前、凛の話では、強化した物に10の力があるとしたら、投影だと1の力にしかならない、
みたいなことを説明していなかったっけ? 士郎だと宝具並みの物を投影出来ているという事実。
なんという常識外れ。いやぁ~、なんだか一気に士郎が主人公らしくなってきたものだわ。
(そういえば、アーチャーもランサー戦で次々新しい武器を出しているという描写があった気が)
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