決戦の地である柳洞寺の地下空洞へ突入! さっそく黒セイバーが待ち構えておりました。
桜が凛に会いたがっているということで、彼女だけは見逃してもらえたわけだけど、
桜曰く「先輩を傷つけていいのは私だけ」なんだから、士郎も見逃してくれよと言いたくなる。
でも、士郎は士郎でセイバーとも色んな意味で決着をつけないといけないから、まあ仕方ない。
今回のルートでのセイバー戦は、士郎にとっての精神鍛錬みたいなものだしね、なんとなく。
で、ライダーVS黒セイバーとなるものの、やはり力の差は歴然か……。
手数は多いけれど、当たらなきゃ意味がないという悲しいことになっている。
しかし、うまいことライダーの鎖がセイバーの両足に絡み付いて、動きを封じ込めることに成功。
そして、ここで宝具対決が待っていた! ベルレフォーンVSエクスカリバー、なかなかアツい。
(てか、ベルレフォーンってペガサスに騎乗して放つものじゃなかったの?)
ここで、士郎もロー・アイアス(防御系宝具)を投影して、ライダーを援護。
両者相打ち(死に体)となるものの、すかさず士郎がセイバーに止めを刺してなんとか勝利!
最期、セイバーが士郎になにか言葉を掛けたりするかと思いきや、何もなくて少し拍子抜け。
この辺は比較的あっさりだったなぁ、選択肢でセイバーを助けてもデッドエンドな気がするし。
それから、先行していた凛が桜の手駒(影の巨人)とバトル!

巨人1体がサーヴァントの宝具に匹敵するらしいのに、それをバッタバッタと切り伏せちゃうし。
ま、「宝石剣ゼルレッチ」がチート武器なのは言うまでもないけど、
それでも腕の筋肉をブチブチいきながらも戦う凛の姿がまさに男前だと思うんだ。
桜に対し「わがまま放題したことを後悔させてあげる」と、恒例の慢心発言があったので、
うわ、これはフラグなのでは? と思ったのに、普通に勝てちゃうとは驚かされる。
とはいえ、ここで凛が一気に片を付けてしまう!? とはいかず、
やはり、自分の手で妹をお仕舞いにすることはできなかった凛、お姉ちゃんだもん仕方がない。
(ちなみに、ここで「凛退場? まさかデッドエンド・ルート入ってる?」と少し焦りました)
続いて、士郎も祭壇に到着して、ようやく桜とご対面。

まさかキャスターの宝具である“契約破りの短剣”を投影するとは予想外だったものだ。
なんで士郎はその宝具のことを知ってるの? と一瞬思ったものだけど、
一応、今回ルートの序盤にキャスターが手に持っていたのを目にしていたよね、確か。
ま、アーチャーの知識から検索しても出てくるのだろうから、知ってて当然なのかも。
そして、凛と桜をライダーに託して、あとは士郎がアンリマユの後始末をするだけ……、
だったというのに、このタイミングでまさかの言峰が出てきちゃうのか! これは驚いた。
ということで、互いに魔力は残っていないから、拳と拳のぶつかり合い勃発!

普通に自宅で亡くなったらしいから寿命な気がしてたのに、死ぬ要因を言峰が作ったのだろうか。
この点について、士郎自身がまったく反応しなかったのもモヤモヤさせられてしまう。
すでにその事を知っていたのか、はたまた心身ともにぶっ壊れちゃっていたのか、う~む。
結局、拳と拳のぶつかり合いは、身体的な“時間切れ”により士郎の勝利!
ほとんど言峰に圧倒されていたので、ほんと運よく勝てたという感じだったものだわ。
最後、命懸けでエクスカリバーを投影して終了かなと思ったら、ここでイリヤが登場!

イリヤが門を閉じてくれるらしい(今からでも器として機能できるものなの?)
「言ったよね、兄貴は妹を守るものなんだって。
……ええ。わたしはお姉ちゃんだもん。なら、弟を守らなくっちゃ」
な、なにぃ! イリヤはお姉ちゃんだったんかい!!
士郎曰く「切嗣の本当の血縁」「俺より少し年上」って……、士郎自身も知ってたのかよ!
えっと、どこで知ったのその情報。本編でそんなの語られてるシーンなんてなかったでしょうに。
色々と素性を知っておきながら、「妹、妹」言ってたのだろうか? なんてこった……。
(まさか宝石剣を投影した時にイリヤの記憶を見ることになったから、その時に知った?)
そんなこんなで一件落着、無事にエピローグへ突入(トゥルーエンド)

今回ルートでは最後に別れのシーンとかはないので、特にウルッとくることはなかったなぁ。
正直、桜ルートは読んでて辛いシーンのてんこ盛りだから、
最後くらいは明るく終わってくれて良かった気がするものだね、色々救われた気がする。
あと、ついでだからノーマルエンドも見ておきました。
こちらはあれですな、桜のその後がなかなかの切なさ……。凛の孫だけが救いかもしれない。
というわけで、約37時間で桜ルート・クリア! 最後はお姉ちゃん2人が活躍することだし、
「お姉ちゃんルート」と言っても過言ではない内容、素晴らしく濃いお話であった。
一番長いルートではあったけれど、怒涛の展開ばかりで退屈する暇なんてないと思う。
▼Vita「Fate/stay night」プレイ感想(25)、言峰と共闘!そしてアンリマユ・聖杯戦争の真実など色々翻弄される
▼Vita「Fate/stay night」プレイ感想(24)、黒い影の正体が判明したり桜が完全に壊れるなど、もう色々大変だ!