シュタゲゼロを投げ出してしまったので、今回から「グリザイアの果実」をやっていこう。重いストーリーだけど評判は良いという程度の事前情報だけで、さっそくスタート。
冒頭からして謎だらけで割と翻弄させられる感じではある。主人公のバックボーンやら、彼が転入する学園などなど、色んな事象が複雑に絡み合っている、そんな印象を持ってしまうね。
言葉の端々から人生経験が豊富そうに感じる主人公さん。でも、学園に転入するということは、まだ10代だったりするんだよねぇ? その辺も否応なしに気になるものだ。
これからクラスメイトとなる女子達も個性派揃いという感じだろうか。メイド気質、ツンデレ、デカイ女、自称馬鹿。こういう性格付けにも恐らくは何かしらバックボーンが関係しているのでしょう。
そんな中で、榊さんとやらがいきなりカッターナイフで切り付けてくる事案発生!

彼も彼で若干慣れ慣れしい物言いというか、人生を達観したようなセリフを口にするので、人によっては全く合わないと思われる可能性は大だけど、暴力はやめましょう、うん。
とはいえ、最終的には主人公の方が「敵意はない、危害は加えない」と彼女に表明して事なきを得る。これで一応、最低限クラスメイトと認められたということらしい、たぶん。
続いて、突如JBという主人公の保護者(?)が登場!

「事故死したくなければ、おかしな真似はしないこと!」って、それはそういう体でこの世から消されるってことですか!? なんて恐ろしいんだ。。
彼女はほんとに主人公の保護者であり、バイト先の上司でもあるとのことで、一体どういう仕事をしているのやら気になって仕方がない(冒頭で防衛省が云々って話もあったし)
それから、当初避けられていたクラスメイトのマキナと、ザリガニ釣りにより少し打ち解ける。

こうやって、それぞれのヒロインが主人公と少しづつ打ち解けていくのと同時に、彼女らが抱える重たいバックボーンが描かれるという感じなのかもしれない。
このマキナの場合、主人公から「才能なんて自分から作ればいい、何度失敗しても諦めなければ自分の向いている道を見付けられる」的なことを言われて一気に心が氷解。
この主人公さん、てっきりあんまり他人に興味がないタイプかと思いきや、相手の悩みにちゃんと自分の意見を言ってあげるとか、思いのほか良いやつなんだね、少し驚いた。