夏美が千紗登を襲撃する事件発生! なにやら軽傷で済んだらしいけど、「染伝し編」とは展開が全然違ってきて結構困惑してしまう。
そもそも、赤坂さんがこの時間軸にいるから、惨劇もあまり起こらずもっとスマートに行くのでは? と期待していたというのに、逆に状況が酷いことになっているのは気のせいですか?
やっぱり、赤坂&大石さんが、無理やり夏美を喫茶店に連れて行って「尋問」したのが、多少なりとも悪い方向に進んでしまったのは否めないのかもなぁ、いやはや……。
おまけに、今回の夏美は、ばーちゃん・父・母殺しもやることだし、「染伝し編」での母親の役どころと完全に入れ替わってしまっている模様。
要するに、「染伝し編」でも、母と夏美、どちらが殺人を行ってもおかしくない状況だったということなのかもしれない、たぶん(どちらにも、その片鱗があった)
それから、夏美は赤坂さんに身柄確保され、警察病院に収容。

ま、それ以前にも、夏美の一人称視点にて、「白」の私と「黒」の私という2つの人格らしきものが描写されていたし、やっぱりそういう風に考える方がしっくりくるのかもしれないなぁ。
「鬼隠し編」のTIPSでも二重人格の話が出てきて、あの時は普通にミスリードを誘うための物だったのだろうけど、今回の夏美のケースに関しては割とガチっぽく感じてしまう。
彼女の場合、鬼の血だけじゃなく、家庭環境(しつけ等)の厳しさもミックスされているから、詩音らとは違って人格が分裂しちゃうのも有り得るのかもね、自己防衛のため。
このあと夏美は、同じく警察病院に収容されていた畠山あおいと遭遇!

↑ 「染伝し編」で惨劇を引き起こした雛見沢出身のじーさんの孫だけど、何なのこの子!? 思いっきり狂気をはらんでいるじゃないか……。
10歳の子供がこんな事になっちゃうとは、雛見沢の病気はほんと恐ろしい。しかも、御三家の人間じゃなくても、ここまで進行しているわけだしねぇ。
これはあれか、所在不明の「薬」の影響ってわけか。。
で、あおいに感化された夏美が、病院をを脱走して再び千紗登の下へ!

そして、千紗登による勇気ある愛ある説教により、正気を取り戻した夏美。なんやかんやあり、2人で心中しそうになっていたけど、最後は友達を信じる強さを持つことができ事なきを得る。
しかしまあ、夏美による「裏切られるくらいなら、初めから1人の方がいい」という考え方って、思春期特有な感じがするし、それを周囲に吐き出さず溜め込んでしまうというのも若さゆえとも思うし、非常に遣る瀬無い思いが募って仕方がないね。
簡単に「うんうん、分かるよ分かる」と言ってしまっても、神経を逆撫でにするだけの悪循環。
ちょっとでも言葉の選択を間違うと心が離れていってしまうし、もし自分が千紗登の立場だったなら説得は出来なかっただろうなぁ、う~む(説得する文言を考える時間が欲しい)
というわけで、夏美は「鬼」には染まらず、喉を掻きむしることもなくて良かった良かった。おまけに、5年後には藤堂くんとも結婚。南井さんさえ殉職しなければハッピーエンドだったかも。
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▼Vita「ひぐらしのなく頃に粋」感想(36)、影紡し編02・真相に近づいた南井さん殉職!鷹野さん何者なんや……
▼Vita「ひぐらしのなく頃に粋」感想(35)、影紡し編01・政府が“大災害”に関わっていた疑惑浮上!(陰謀論)
染伝し編においても、凶行に及んだのは母ではなくて夏美です。
染伝しの母が殺害している描写は夏美の妄想ですね。
今回の影帽し編は、染伝しの解答編に当たりますし、漫画の展開でも夏美が手を下しているので間違いないかと思いますよ。
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↑ こちらにも書いているんですけど、後に考察サイトを見るなどしてその事実を知りました、まさかまさかでしたね