引き続き、「幽霊障害のランデヴー」というシナリオをクリアしました。
今回は、鈴羽視点のストーリー。冒頭から別の世界線の鈴羽が登場してきて翻弄されまくりです。
最後まで別の世界線の鈴羽2人がなぜ登場してきたのかということは明らかにはならなかったので、
ちょっとモヤモヤが募らなくもないですな。タイムパラドックスはどうなった?
なにやら他の2人は実体はないみたいだから、それでパラドックスは発生しないのかもだけど。
それにしても、この世界線ではそれなりに早い段階で、ダルが自分の父親だという事実を
鈴羽が知ることになるみたいだね。その辺が本編と違って、なかなか面白い展開だったように思う。

親子だと知ってしまった後の、2人の微妙な距離感。
それが段々と仲睦まじくなっていく感じが、結構微笑ましかったんじゃなかろうか。
でも、そこはHENTAI紳士のダルなので、微笑ましいだけでは済まない感じにはなっちゃうけどw

ほんとベストタイミングでラボに登場したものだ、クリスさん。
後ちょっと遅かったら、ほんとに親子水入らずでシャワータイムに入ってたもんなぁ。
もしそんなことになっていたら、全国の鈴羽ファンを敵に回すことになっていたかもしれない。
しかし、そこは本当の親子なので、仕方ないと思うしかないのです。
その後、鈴羽はダルとデートをするわけだけど、これがちょっと切ないんだよね。
まさに“今生の別れ”という感じで、胸を締め付けられる思いがするものだ。

過去にしか行けないタイムマシン。なおかつ、2010年までは生きられないということを
あらかじめ知ってしまっている状態で旅立たないといけない遣る瀬無さ。
だけど、そんな「死」が確定していない別の世界線に飛ぶ可能性も当然あるんだよねぇ?
その少ない可能性というものをとにかく信じたいものだ。
それにしても、未来のクリスがSERN(セルン)に協力している理由というのが、
自分の父親のためではなく、もしかしたら“まゆり”のためかもしれないということに驚いた。
「まゆり一人のために、世界や未来を敵に回した」
そっかー、クリスもまゆりの○○を回避するために、タイムマシンの研究をすることになるわけね。
これはまゆりが愛されているのか、はたまたトラウマ解消のためなのか、どっちなのだろう。
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▼Vita「STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム」プレイ感想(3)、クリスのシナリオは全篇に渡ってシリアス展開!読んでいて居た堪れなくなる……
▼Vita「STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム」プレイ感想(2)、ダルのシナリオなのに鈴羽が最後に良いところを全部持っていった印象