本作って結構「わからん殺し」が多いとは思うんだけど、今回もよく分からんかったなぁ。
ヒントコーナーのひつじによれば、「おおかみに殺られたわけじゃなさそう」、
そしてここが「レイジングループの最難関」とのことで、結構ポカーンとさせられてしまった。
直前に主人公が加護者だと明かしたので、狼に狙われたのなら理解できるけれど、違うんかい!
じゃあもう完全に「ひと」による意趣返しじゃないか……(モッチーに近しい人かもしれない)
で、気を取り直して再開、別の「選択肢」で宴を進めてみよう。
今回は「李花子 or 狼じじい」どっちをくくる? という話になっていくわけだけど、
両者に“むじな疑惑”があるものの、どちらが不穏分子かは明らかなので、じじいに票が入り決着!
この辺から、主人公が主導して議論を進めていくようになるし、比較的冷静かつ冷酷なのもあり、
宴での信頼を得ても、人間性に関しては信用できないと思われてる節があるから、この先不安だ。
しかし、こんな時でも李花子さんの恋路について気になってしまう能里さん。

ことのほか誠実な態度を取ってくるなど、なんだかんだで紳士ではあるよね、この方は。
「もし何か困ったことがあれば相談に乗るがね」と、名刺までくれるとは驚かされた。
まあ、この辺は主人公がというより、李花子さんの幸せを願ってのことなのだろうけども。
そして、このあと恐怖のトリカブト雑炊が再び! まさかの主人公が食べてしまい万事休す……。
なにやら他の皆は無事なようなので、今回はピンポイントで主人公が狙われてしまった模様。
まーーーーーた、バッドエンドかぁ、とか思っていたら、「彼の病毒は、私が引き取る」だと!?

これで病毒を引き取るとか、ちょっとFateの「魔力供給」とかを思い出させるものだわ。
こ、これが「寝屋の端女(ねやのはしため)」の能力ということなのか?? なんと奇々怪々な。
初めてこのワードを聞いた時から“夜の匂い”がしていたけれど、本当にそういう血族だったらしい。
「夜にまつわる秘事すべてを扱う家」、とはいえ、この超常現象的な力はなんなのだろう?
まず助からないと思われた中毒症状、言わば主人公は死の淵から生還したというわけだ、う~む。
こんなの、ますます李花子さんが奇異な目で見られちゃうじゃん……、よくない傾向だわ。
そんな中で、千枝実ちゃんのメンタルも、いい加減やばくなってきている! 今回も情緒不安定。

ほんと今の状況では「頼む、後にしてくれ!」と言いたい衝動に駆られてしまう、命掛かってるし。
李花子に対しても、「私が持ってないもの全部持ってて、陽明さんまで取っていくなんてひどい」
とか言っちゃうし、いやぁ~心細いのは重々分かるけれど、ほんと揉め事はやめてもらいたい……。
ちなみに、今回ルートの千枝実&李花子2人ともに、「居場所がない&主人公の優しさが辛い」と
のたまうなど、若干面倒臭い女子となっております。正直、ホラー作はヒロイン1人の方がいいわ。。
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