前チャプターのラストで世界線が変わったような描写があったけど、今回なにやら元旦の襲撃が無かったことになっているようで、やはり過去改変が起きたのは間違いない模様。
襲撃が無かった代わりに、真帆のオフィスや滞在しているホテルが荒らされる事件が発生しているらしい。前回はかがりが犯人の目的だったけど、今回は何が目的なのやら?
まあ、普通に考えて「アマデウス」、もしくは紅莉栖が残したノートPCになってくるのでしょう(しかし、シュタゲ世界は犯人の実力行使が多いぜ、まったく)
で、身の安全の確保のため、真帆はしばしフェイリス宅に滞在することに!(取材の約束もあるから、萌郁も一緒) セキュリティ面を考えたら、これが最善なのかもしれない。
ここから、しばらく緩い日常。「お掃除軍曹・綯様」とかが出てくるなど、ちょっとノリに付いていけないこともしばしば……。本作って、相対的にシリアス面が多いと思うので、急にコメディ展開になるとポカーンとしちゃうんだよね。。
シリアスとコメディのバランスが悪いというか、緩急の付け方が悪いとしか言いようがない。この際、別にコメディを入れなくてもいいのでは? と思ってしまう(取って付けた感があるし)
そんな中、突如またしても襲撃者が登場!

真帆は大学のオフィスまで逃げてくるも、当たり前のように犯人に待ち伏せされていて万事休す! まあ、真帆は徒歩、犯人は車で移動していたから、そりゃあ待ち伏せされちゃうよ……。
ここで、ついに犯人の素性が明らかになったけど、なるほど1、2度顔出ししていたあの人だったか。未だ彼女のバックボーンは分かっていないので、「ふ~ん」としか言いようがないけども。
目的は、やはり「アマデウス」の管理者権限だった模様。SERNとは別の組織が、SERNのタイムマシン技術に対抗するために軍事転用しようとしている!?
真帆が退場の憂き目に……というところで、まさかの萌郁が助けに現る!

何気に真帆ルートは、「萌郁との友情物語」的な側面があったりするので、なかなか感慨深いんだよね(なんとも意外な組み合わせだこと)
萌郁は無印の時から、アイデンティティ(存在証明)にコンプレックスを持っているし、真帆も紅莉栖という天才の前に自虐的な気持ちを抱いているなど、ある種似た者同士だというのが結構面白い。
それを互いに「私は、私」、それは掛け替えのないものなんだと教え諭し合い、鼓舞し合ったのが凄いというか、特に萌郁の新たな一面が見れて良かった気がするね。
それにしても、アマデウス紅莉栖の意味深発言に驚かされてしまう。

「鳳凰院凶真を、よろしくお願いします」
↑ え、α世界線の紅莉栖なのか!? 一体どういうことなのやら……。アマデウスが紅莉栖の記憶だけでなく脳も完全にシミュレートしているとするならば、こういうことも有り得てしまう??
だとすると、紅莉栖もリーディングシュタイナー持ちになってしまうけど……、でも現在アメリカとかで謎の「新型脳炎」が流行ってるんだよねぇ、これが何かしら影響しているのかもしれない。
ま、そんなこんなで、真帆ルート・クリア! なにやら真帆もオカリンからタイムマシンの話を聞く事になったみたいだし、今後どうなりますことやら。
STEINS;GATE 0 – PS Vita
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