なんだかオズワルドさんが意外とメンタル的な脆さがあって驚かされるものだ。
「俺は……愛する者も愛してくれる者もいない……。
……生まれた意味など無かったように、この胸を何も満たさず終わるんだ……」
人間、心の支えとなる事象が何かしら必要となってくるのだろうけど、
そういうものは移り変わっていくのが普通であって、常に自分の側にあるとは限らないのでは?
そういったものは大体において、人生経験をつんでいったら理解していくのだろうものの、
いかんせんクールキャラ・中二キャラともなると、どうにも極論に至ってしまうのが玉に瑕。
メンヘラまではいかないまでも、確実に子供の頃の記憶が影響しているのだろうなぁ。
そんな中、絶望の淵で見かけた“青い鳥(幻影?)”を、希望の糧として進んでいくオズワルド。

なにやら死の国へ魔石を取りに来ているところを女王にバレちゃったらしい。
今のところ、オズワルドは呪いによって女王の傀儡みたいなものなので、
彼女の言いつけ通りに魔王とバトルする以外にないのでしょう。むしろ目的が出来て良かったね。
で、バトルの方だけど、魔王は猪突猛進タイプでオズワルドと似てるから少しやりにくかった。
モーションが遅めだから落ち着いて対処すればいいとはいえ、ザコが横やりを入れてくるしなぁ。
そもそも、魔王が連れているザコって死の国の固有のザコなので、そこに疑問を持ってしまう。
それから、オーダインと取引き(?)をして元の世界に戻ってきたオズワルド。

完全に娘を物として扱ってるな、このオッサン。
でも、日本の戦国時代とかでも、人質だの政略結婚だの“政治の道具”として扱われていたので、
戦争を描いたファンタジー作品ともなると、女性はやはりそういう扱いになってしまうのかも。
もちろん、これらの話は日本だけのことではないのだけど。
ま、というわけで、雪山におもむきワーグナーさんとバトル!

とっさに上昇攻撃などの対空を出しにくいオズワルドなだけあって、結構苦戦してしまった。
ちょっと触れただけでもダメージが大きいので、ほんと物量押しがキツ過ぎる!
このボスに限っては、バーサーカー・モード無しじゃないと対処しにくい気がするね。
そして、約束どおりにグウェンちゃんをGET!したオズワルド。
これから自分が生まれた意味を見出していけるのか、そこが楽しみですな。
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