芥川賞作家である中村文則が、なにやら海外の文学賞を受賞したとのこと。
彼の作品は何気に海外で人気があるみたいだよね、その辺が不思議に思ってしまう。

まあ、日本でも純文学作家の中では売れている方なのでしょう。

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中村文則さんに米文学賞「デイビッド・グディス賞」

講談社は12日、作家の中村文則さん(36)が、米国の作家、編集者、書店関係者からなる団体の文学賞「デイビッド・グディス賞」を受賞したと発表した。2年に1度、ノワール小説の分野に貢献した作家に贈られる賞で、日本人の受賞は初。

中村さんは「とてもうれしい。人間を深く見つめる小説は国境を超える。そう信じています」とのコメントを出した。


アメリカの文学賞「デイビッド・グディス賞」か、初めて聞いたなぁ。

一体どういった賞なのか気になったのでネット検索してみるも、いまいちよく分からない。
Wikipediaでもあるんじゃないかと期待していたんだけど、それらも無い模様。

ミステリやハードボイルド作家であるデイビッド・グーディスの名前を冠した賞らしいものの、
彼がどのくらい人気のあった作家なのかもよく分からないですな。邦訳作品も少ないようだし。

ともあれ、日本人初ということでおめでとうと言いたい。
個人的には、彼の作品で初期の物は割と好きだけど、最近の作品はあまり良いと思わないけどね。


特に海外でも割と評価の高い『掏摸』という作品の良さがいまいち分からなかったなぁ。
ちょっと中途半端にエンタメ色が入り込んでいる感じで、どっちつかずな気がしてならない。

彼自身の転換点となったとも言える作品だと思うので、
まだ軸がちゃんと出来ていなかったのかもしれないけれど、なんとなく。


しかし、何がそうウケているのだろう? しかも海外で。

ドストエフスキーの影響を受けているのは周知の事実だと思うんだけど、
そういった文体であるとか思弁的な部分が好まれているのかなぁ、ちょっと気になってしまう。


それにしても、Amazonで『掏摸』のページを見てみると、
現時点でカテゴリー別(河出文庫)で1位になっていて驚いてしまった。

これは今回のニュースが切っ掛けで急に売れ出しているのか、
それとも、もともと河出文庫の中では一番売れている作品なのか、どっちか気になる。









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