映画や原作小説がヒットしている百田尚樹『永遠の0』、それに呼応するかのように
『海賊とよばれた男』も相当売れているみたいですな。

まあ、本屋大賞・受賞作ということもあるから、それに影響を受けちゃった人もいたのでしょう。

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百田尚樹さんの「海賊とよばれた男」、100万部突破

講談社は13日、作家百田尚樹さんの小説「海賊とよばれた男」の上巻の発行部数が、20日の増刷で100万部を突破すると発表した。


上下巻あわせて累計190万部発行されたとのことで、
数だけ聞いたら今の出版不況を鑑みるに驚異的とも言える数字かもしれない。

ここ近年で彼を超えているのは、たぶん村上春樹くらいなものだろうか。

売上で作品の良さが決まるわけではないものの、
百田尚樹と村上春樹を同列に語らないといけないという事実に違和感を覚えてしまうものだ。
だって、放送作家が書いた小説だもんなぁと、どうしたって考えてしまうしね。


僕自身も『海賊とよばれた男』は読んだことがあるんだけど、正直、文章は下手な方だと思う。
内容も出光興産の宣伝小説という感じにしか読めなくて、なぜこれがウケた? と思えてならない。

まあ、主人公の熱血漢っぷりが評価されたのだろうけど、そればかりを押し付けられている感じで、
あまり“人間味”というものを感じられないのが玉に瑕。
普段小説とか読まない人にとっては、人物造形が単純明快で良かったのかもしれないけれど。


とはいえ、僕のような一部の読者がつまらないと感じようとも、売れたら勝ちなんだよな。

こんな風にミリオンセラーが続くとなると、次回作だって自然に売れちゃうのだろうし、
余計に「なんでこんなに評価されてるの!?」とモヤモヤしてしまうものです。

各種メディアにも頻繁に百田尚樹本人が登場しているようだし、
そういった部分もあまり好きになれないですな、個人的には……。
でもまあ、もともとテレビ業界の人間ということもあるからしょうがないのかもしれない。


それにしても、「百田尚樹」というワードのGoogle予測変換がちょっと笑ってしまう。
やっぱり、世間的にもそこまで人気があるということもないのかもなぁ、人間的に。









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