以下の記事をネットで発見した時、ちょうど『二流小説家』を読んでいる真っ最中だったので、
なかなか興味深く記事を読ませていただきました。

そして小説を読み終わり、この記事で語っている著者の気持ちがよく分かったような気がする。

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米国では教師、日本では“一流”小説家? 『二流小説家』作者、来日時のVIP待遇を語る

ゴードン氏は2010年にミステリー小説『The Serialist』をアメリカで出版。売上はデビュー作としては悪くなかったものの生活が変わるほどではなかった。しかし、翻訳出版された日本で有名作家になったと、ニューヨーク・タイムズ紙に自身が寄稿したエッセイで述べている。

【アメリカに戻れば、ごく普通の生活】

日本から帰国したゴードン氏のアメリカでの生活は、それまでと変わりないという。自分が日本で有名な作家だとは誰も知らないし、学校で教える仕事も持っており、スーパースターではないと、ラジオのインタビューで語っている。アメリカでの日常に満足しているが、時折、あの日本の「二流小説家のデイヴィッドさん」に思いを馳せていると、ニューヨーク・タイムズ紙で綴っている。


なぜ『二流小説家』が日本でミステリ大賞3冠を受賞するなど人気になったのだろう?

記事によれば本人もその理由が分かっていないみたいなんだけど、
小説を実際に読んでみた僕自身も「なぜなんだ!?」と思わずにはいられなかった。

別にミステリ小説として面白くないわけじゃないんだけど、特筆すべきところはあまり無いんだよね。
確かにデビュー作としては素晴らしいのかもしれないものの、衝撃度は薄いような気がする。


でも、ある種彼の書く文章には“筆力”というものがあり、
これだけ書けるのなら一定のファンは付くのだろうなという気はするので、
日本でもそれなりの部数が売れるというのは理解出来るところかもしれない。

しかし、内容的に「これがミステリ大賞3冠なのか!?」という風に、
なんとも不思議に思ってしまうのも否めないんだよな、残念ながら……。


そもそも「このミステリーがすごい!」等はどういった人達が投票しているのだろう?
これまであまり気にしてきたことはなかたけれど、やっぱり偏っちゃうのも必然ということなのか。
全体の投票者数というのもあまり多くはないのだろうし、公平さというものを感じられないかもね。


ちなみに、『二流小説家』は日本を舞台にして映画化もされているらしい。

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評判の方はどうだったんだろうか? あまり話題になっていなかったような気もするんだけど。
現時点でAmazonレヴューも3件しか書き込みがないようだし、言わずもがなという感じかな。


でもまあ、文章の上手さはあると思うので、デイヴィッド・ゴードンの次回作に期待です。
とか思ったら、すでに『ミステリガール』という作品が日本でも出版されている模様。

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