ビリー・コーガンという名前を久々に聞いたような気がする。
昔、スマッシング・パンプキンズはよく聞いていて、個人的には結構好きだったんだよね。
まだまだ、それなりに頑張ってらっしゃるというわけか、なるほど。
ビリー・コーガン、ヘルマン・ヘッセの小説をモチーフにした8時間超のライヴを企画
これは2月28日にコーガンが所有するシカゴのカフェ、Madame ZuZu’sで開催されるフリー・ライヴで、演奏時間は8~9時間を予定しているとのこと。また、同ライヴは釈迦の半生を通して悟りの苦行と模索を描いたヘルマン・ヘッセの1922年の小説、『シッダールタ』をモチーフにしているのだという。
コーガンは自身のフェイスブックでこのライヴについて次のようにコメントしている。
「パフォーマンスはヘルマン・ヘッセの『シッダールタ』の世界をモジュラー・シンセ等を使ってアンビエント・ミュージックとして解釈したものになると思う。テキストを読みながらね」
ビリー・コーガンという人物は、確かに昔から特別な世界観を
自身の中に持っているというのは分かっていたけれど、今はヘッセに傾倒している感じなのか。
ヘッセの『シッダールタ』は名作と名高くて、僕もそのうち読もうと思っていた作品だから、
なかなか興味深いライブという感じかもしれない。
いまいち音楽の機材のついては詳しくないので、上の記事からはどういったライブになるのやら
よく分からないんだけど、明らかに以前とは音楽性が変わってきているのは確かなのでしょう。
ちなみに、『シッダールタ』とは以下のような内容になっている。
シッダールタとは、釈尊の出家以前の名である。生に苦しみ出離を求めたシッダールタは、苦行に苦行を重ねたあげく、川の流れから時間を超越することによってのみ幸福が得られることを学び、ついに一切をあるがままに愛する悟りの境地に達する。――成道後の仏陀を讃美するのではなく、悟りに至るまでの求道者の体験の奥義を探ろうとしたこの作品は、ヘッセ芸術のひとつの頂点である。
ある種、自身の内面をとにかく探求していくような、実存的な内容なのだろうね。
ビリー・コーガンが好きそうな感じだというのは理解できますな。
こういった内容のものをあのカエル声で歌うように朗読するということなのかなぁ?
これはちょっと聞いてみたい気がしなくもないです。
ただ、当然ながら英語なので内容が分からないというのが難点かも……。
それにしても、こうやって彼のニュースを読んでそれをブログに書いていると、
無性にスマッシング・パンプキンズの楽曲が聞きたくなってしまった。
『サイアミーズ・ドリーム』あたりでも聞きますかね。
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