湊かなえと言えば、デビュー作『告白』で本屋大賞を取って一気にブレイクした感があるわけだけど、
傍から見たら順風満帆なのかと思いきや、本人からしたらそういうわけでもないのかもしれない。

なかなか人となりというもを知ることができない作家さんの心境というものも興味深いですな。

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人気作家4人が激白 ミステリー作家特有の苦しみ

【湊】 実は私は、やめたいと思う事が定期的にあります。ですが、ありがたい事に常に何かの締め切りがあったり、次の仕事のお話をいただいたりしているので、くよくよ考えている暇があったら仕事をしなきゃと思い直し、あまり深くは考えないようにしてきました。だから、なんとかやってこられたのかもしれません。それに意地もあります。私が作家をやめたとして、ぽっかり空いたその場所に入ってくる誰かがいると思うとそれが悔しくて、絶対にこの椅子からどくものか、と。


どんな作家さんであれ、長く続けていれば当然スランプというものに陥ることもあるのでしょう。

良作を立て続けに発表していたとしても、段々自分の中で作品のハードルが高くなっていくだろうし、
つらつら書けるようになればなるほど、袋小路に陥れるケースも増えるのかもしれない。

とはいえ、食べていくためには「やめたい」だなんて言っていられないよね。
専業作家であるのならば尚更作家であることを辞めてしまうと、何も残らないわけだし。


そんな中で、湊さんの場合はデビュー作でヒットを飛ばして映画化にもなり、
他の作品だってちょこちょこと映像化されているから、
実際に作家を辞めたところで生活には困らないだろうからそういう思うが定期的に出てくるのかも。

お金が有るのと無いのとでは全く精神的な負担も違うわけだし、
いつ辞めてもいいという考えは常にあるのだろうね、そんな気がしてしまう。


そういう意味では、他の作家さんよりも追い詰められにくい感じにも見受けられるのに、
そういう訳でもないというわけか。ストレスを抱えやすいタイプなのかもしれないですな。

でも、売れないプロ作家さんからしたら、贅沢な悩みだよなと思われるんじゃなかろうか。
悩んでいる暇もなく書き続けて、それでいてあまり評価されない人も数多いるわけで、
「彼女と俺と、一体どう違うと言うんだ!?」みたいに思う人もいるかもしれない。


実際、湊さんの小説ってあまり上手いとは個人的にも思えないので、
なんでこんなに評価が高いのかが疑問に思ってしまう。

ショッキングな設定であるとか、その辺は分かるんだけど、ほんとそれだけなんだもんなぁ。
まあ設定を作り出すというのもセンスの問題だから、それはそれで素晴らしいのだろうけど、
やっぱり作品の全体を見て評価をするべきだと思うんだ。


しかしまあ、広島出身ということもあって僕自身とも同郷なので、陰ながら応援したいと思います。

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