お金持ちキャラっていうのは割と少年マンガでは普通に出てくるんだけど、
青年マンガになってくると途端にあまり出てこなくなるものだね、なぜなんだ?
そんなこともあり、イメージするとしたらどうしたって“あのキャラ”に行き着いてしまう。
マンガ好き300人が選んだ「憧れのお金持ちキャラ」ベスト5
■1位 骨川スネ夫 『ドラえもん』
■2位 御坊茶魔 『おぼっちゃまくん』
■3位 中川圭一 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
■4位 花輪和彦 『ちびまる子ちゃん』
■5位 道明寺司 『花より男子』
やっぱりそうなっちゃうよね、1位は。
頭に刷り込まれちゃっているもん、お金持ちキャラ・スネ夫という感じに。
そもそも、物心付いたころから『ドラえもん』という漫画やアニメに体験しているので、
そこに出てくるスネ夫というキャラがたぶん初めて出会うお金持ちキャラな気がする。
そりゃあ、一番印象深くなるというのもうなずけるものだ。
なおかつ、“太鼓持ち”キャラという非常にせこい役ということもあり、
主人公・のび太との対立関係からも記憶に残りやすいのかもしれない。
『ちびまる子ちゃん』に出てくる花輪君なんかだと、お金持ちな上に性格も良いから、
主人公・まるちゃんと対立することもないので、
単なる脇役という風にも見えちゃうのがちょっと損な気もしないこともないですな。
でも、勉強も出来て、女子にもモテて、スネ夫の家よりもお金持ちそうな感じなので、
個人的には憧れる度合いは花輪の方が上な気がしてならない。
ただ、スネ夫は世渡り上手になる可能性が高いので、
将来どんな大人に成長するのやらちょっと気になってしまう。
父親が会社社長なので、それを継ぐという流れになるのかもしれないけれど、
“太鼓持ち”スキルを活かしていけば、もっと良い仕事にありつける可能性はあるのだろうね。
ジャイアンとの関係を見ても分かるように、別にトップに立たなくても問題ない性格のようだから、
そこにこだわりを持たなければ、いくらでも出世の道はあるのかも。
なんだかんだで、世渡りするための“話術”って、いつになっても必要だよな。
おべんちゃら最強、そう思います。
それにしても、『おぼっちゃまくん』が2位というのはちょっと驚いてしまう。
まあ確かに底なしのお金持ちなのだろうけど、作品的に下ネタが多過ぎて何とも言えない。
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