★2008年12月12日の記事を再掲

北村薫の創作表現講義―あなたを読む、わたしを書く (新潮選書)何はさておき、この本に付けてある帯の文句がスゴイ。「この本の面白さがわかる人は小説が書けます」と、宮部みゆきが言葉を寄せているのだ。

たぶんこの文句を読んで、本書を思わず買っちゃった人も多いんじゃないかなぁ。かくいう僕もそうだけど。エンタメの女王が言うんだから、買おうじゃないかという説得力がある。

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確かに、内容としては至れり尽くせりな感じだと思う。「書きたいことは何か」「創作の糸口を見つける」「連想する、想像して創造する」「視点と文体」「伝えるということ」「独自の表現」などなど、物書き初心者が知りたいと思うことが、ちゃんと言及されている。

正直、講義を受けた学生さん達のことを羨ましく感じてしまう。現役の書籍編集者による業界の話などもすごく興味深かった。小説の新人賞を狙っている人なんかは読んでおくべきかもなぁ。すごく貴重なお話。

実際、僕も今年の春から小説を書き始めてるので、すごく勉強になったと。やっとこさ100枚程度のものを書けるようになったレベルだから、今はどんな本でもお手本対象なんだよね。

ほー、ほー、なるほどーってな感じで発見の連続で、結構楽しい。書くようになる前と、書くようになった後では、本自体の読み方もずいぶん変わったと思う。多少分析しながら読むようになったかな。

そういうのって、楽しめて本を読めてないんじゃないかと思われるけど、そんなことはなくて、色んな意味で深読みが出来て楽しいよ。小説に興味がある人は、今すぐ書き始めたらいいよ、なんでもいいから。一行から始めよう。







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