★2008年12月14日の記事を再掲

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)これは中島らも自身をモデルにした話なのかな? と思わせる物語。僕自身はほとんど酒は飲まないので、あまり感情移入はできなかったけど、すごく興味深く面白く感じた。リアリティがスゴイ。

この話を読んで身近に感じてしまう人も、それなりにいるんだろうなぁ。

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飲まない人間からしたら、飲む人間に対してなぜそんなに依存してしまうんだ? 意志が弱いんじゃないのか? とついつい感じてしまうんだけどね。

飲んでる本人が、そうやって自分に自問自答ができなくなったり、客観的に見れなくなった時点で、それはもう病気なのでしょう。


著者自身はこういう本を書けたんだから、アルコール依存から逃れられたのかというと、そうでもなかったらしい。本書の最後に山田風太郎との対談が収録されてるんだけど、お酒の話のところで、お医者さんに怒られながらもがんがん飲んでると語ってるし。彼が亡くなったのもお酒が原因でもあるみたいだし。

そういう意味でも、お酒の依存度は怖ろしいなと思えてならない。人によったら、ク○リよりもお酒の方が中毒性が高いとはよく聞く話だしね。中毒になっていなくても、お酒にまつわるトラブルから死に至る事件に発展することもあるわけで……。ほんと飲まないですむのなら飲まない方がいいなと、改めて感じさせられてしまうものだ。

こういう小説も、笑えて読めるのがなんと幸せなことかと、つくづくそう思えてならない。家族の中に、(まだ病気ではないものの)毎日の晩酌がやめらえないという人がいたら、ぜひ本書を読ましてみることをオススメします。


本書を読めば、ある程度の抑止力にはなるんじゃなかろうか? そんな風に思う。ちょっといつもよりお酒の量が増えてきたなぁと感じる人なんかも読んだ方が良いかもしれない。自分の体は自分でケアする他ないもんね。

健康診断の前だけ数値がよくても仕方がないわけだし、やはり毎日意識しておくべきだとは思う、言わずもがな。







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