ファンク 人物、歴史そしてワンネス
★2008年12月16日の記事を再掲

人と音楽の話をした時、どういうジャンルが好きかと聞かれて「ファンクが好き」って答えると、大抵の人に「え? パンク?」であったり「パンクじゃなくてファンク? どんな音楽なの?」であったり「あー激しい音楽が好きなんだねぇ」とか言われるのが当たり前になってたりする。

これはもうファンク好きからしたら、悲しすぎてしょうがない。ここまでファンクって世間に認知されていないのかぁ~と切なくなってくるものだ(まあ実際、和製ファンクを想像してもすぐには想起できないから仕方がないことなんだけど)

正直、どんな音楽かと聞かれても結構困ってしまう。簡単には説明が出来ない。だって、ファンクは音楽のジャンルというよりはもはやカルチャーなんだから。あらゆる分野から、ファンク的なものは現れてきている。

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ジョン・レノンだって「黒人音楽は人生そのものだ」と言ってたりするし、ほんとにファンクというものは生き方なんだよね、うん。70年代の黒人の若者達は皆「ファンキーになりたい!」と叫んでいたんだ。


だからこそこの本は、ファンクが好きな人にぜひとも読んでもらいたい。ファンクの歴史や文化や思想が、この本には詰まっている。

「ファンクって何? パンクとは違うの?」と言ってしまう人には残念ながら向かない書籍なのでしょう。ゼロから本書を読んでファンクが好きになるということは有り得るのかどうか、その辺は未知数過ぎて全く分かりません。





あと、ジョージ・クリントンの手記も必見。これを読んだ後に、ドス黒くて、ねちっこくて、いなたくて、アーシーで、最高にファンキーなサウンドに浸ってもらいたいものだ。


>>追記。

最近のJPOPとかよく知らないけれど、相変わらず売り上げ上位を席巻しているのはAKBグループやジャニーズだったりするのだろうか? もはや、曲の良し悪しよりもビジュアルこそ正義という風潮なので、ファンクの「ファ」の字すら知らない若者も多いのだろうね、それはそれで寂しいものですな。

どうしたって、テレビに出ていて知名度が高い者の方が、いざ手に取ってみようと思った時に安心感があるのは確かなので、こういった風潮になってしまうのも必然だし、仕方がないことなのでしょう。

でも、たまに冒険してみてもいいんだよ? 自分がこれまで聴いたことがないジャンルにも一度は挑戦してみて、興味を持ってみるのも悪くはない。今の時代、Youtubeもあることだし、視聴とかするには良い時代になったものだ、うん。


ただ、Youtubeで聴けるからそれで満足してしまって、楽曲が売れない時代がまさに到来してしまっている事実。「音楽なんて無料で聴くもんだ!」と本気で思っている若い人達って少なくないのだろうなぁ……、非常に切ない。

(上記のようなことは音楽だけじゃなく各所で起こっていることだから、ネット時代となって構造的に物が売れなくなってしまったような気がする)




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