カートコバーン/トリビュート
★2008年12月24日の記事を再掲

きみたちは乗り越えることが得意だろ。ぼくの死も乗り越えてくれよ」と、90年代のカリスマ、カート・コバーンはそう遺し、自らを抹消した。僕はリアルタイムでは彼らの音楽を聴いてなかったので、その当時のことはよく知らない。

でも、文字通りトップスターであった人間が亡くなってしまったというのは、ファンを問わずかなりの衝撃だったのだろう。後を追う人が世界中で相次いだらしい。日本のアーティストで言うところのhideと同じケースといえるのだろうね。

こういった狂信的な信者みたく崇拝してしまう人達って僕は大嫌いなんだけど、どこか彼自身に惹かれる何かがあるのは理解できる。

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彼らの音楽は結構ワンパターンな曲が多いけど(←実際にこの本のインタビューでも指摘されている)メッセージ性が強く、若者にもコピーしやすい曲調だったので人気だったんだろうなぁ(まあ、グランジは皆コピーしやすいと思うけど)

カート自身は大ビートルズファンみたいなので、その影響でメロディ性の高い楽曲になったのかもしれない。


本書を読んで改めて彼の人となりを知ったけど、彼の言葉はほんとに濃い。それでいて危険な香りがぷんぷんする。言葉づかいもあれだけど、海外のロックミュージシャンというのはこんな感じな人が多いかなぁ。

この内容が雑誌に載っていたというのが、日本では絶対に有り得ないだろうね。こういったキャラクターを演じてたのかな? いや、それは無いか。危うい言葉を発する人物、なんだか勝手に図太く、何事にも動じない者と捕らえがちだとは思うんだけど、メンタルだけは割と人並みというか、もしくはそれ以下だったのかもしれないなぁ。

多くのスター達が通る道である過剰な注目を浴びる毎日。それをも楽しめるくらいじゃないと、普通の精神ではやっていけない世界なのでしょう。一般人には計り知れないものの、なんとなくは想像できる、そりゃあ逃げ出したくなるというものだ。


とはいえ、彼には支えとなってくれる家族もいたというのに、なぜなんだ? と思わずにはいられないよね。娘もいたわけだし、その子のことを思えば、逃避するにしても活動休止に留まっていれば……。ま、そういう判断も出来ないほどに、メンタルが大変なことになっていたということなのかも、なかなか辛いものだ。


それにしても、本書にはコートニー・ラヴの写真やインタビューとかも載っているけど、この頃の彼女はキレイですな。今は見る影がないけど……。


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