★2009年1月19日の記事を再掲

笑う警官 (ハルキ文庫)札幌出身の知人にすすめられ読んでみた。正直読んでて疲れた…。なんというかストーリーは一本調子という感じで、謎が謎を呼ぶということもなく単調。

ほとんど警察官しか登場してこないっていうのも退屈する要因なんだろうか。しかも序盤で一気に沢山人が登場してくるから、誰が誰なのやら把握するのに結構大変。

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基本的に人と人とのやりとりは携帯電話で行われて、それで情報を得る。ちょこっと現場に赴き、それでまた携帯電話で情報交換する、といった感じにとにかく電話してるシーンが多すぎるだろ!

いくら捜査に時間制限があるとはいえ、電話を使いすぎる。さすがにバッテリーが無くなちゃうんじゃないの? と言いたいくらいだった。


本書の事件って警察官が容疑者になってしまうわけだけど、もしこれが我々一般人が容疑者になっていたとしたら、ここまで警察は必死になって動いてくれただろうか。

本書を読んでて、そのへんの温度差なんかも感じざるを得なかったなぁ。だから余計に不快感をつのらせながら読んでしまったんだよね。勝手な思い込みではあるけど。

この事件が解決したとき、世間が知りたいのは、最後の一点です。警察庁キャリア官僚ともある男が、なぜそんな愚かな真似をしたのか。女のほうに、殺されるだけの理由があったのではないか、ってことです。それが明らかになるなら、部長も慰めになるでしょう。遠因は、女のほうにあったと、世間だけじゃない、判事もそう判断してくれるかもしれない。だけどそれを期待できるのは、自首した場合だけだ。


なんか、ものすごく思想が偏ってないか? 不快に思う女性読者も沢山いると思うよ?これを主人公が言ってるだけに、この記述にはほんと驚かされた。


どうやらこの作品、角川春樹が監督をして映画化されるらしい。テレビで言ってたけど、角川春樹自身刑務所生活を経験していて、警察内部の“暗黒”や、現場の警察の“嘆き”などを知っているからこそ、メガホンを取れるとのこと。

まあそう言われると、説得力はあるけどねw でも大幅に改編しないと面白くならないと思うけど。ちなみに、角川春樹の心に残る1冊は、立花隆の「宇宙からの帰還」だそうです。10回以上は読んだんだって。

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