★2009年2月1日の記事を再掲

チェコの映画ポスターチェコ、ポスター、グラフィックデザインと聞いて、僕がまず一番に思い出すのがアルフォンス・ミュシャだったりする。でも本書に掲載されているものは、ミュシャが活躍したアールヌーボーの時代よりも後の時代の作品群

アールヌーボーの華やかさというものがあまり感じられないけれど、インパクトの程は素晴らしいものがある。グラフィックデザインというよりは、もはやアートの世界だね。

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1940年代あたりの時代には、プロパガンダ映画と言っていいようなものが多く製作されたこともあり、ポスターにも「赤旗」「労働者」「革命」などイデオロギーを感じさせるモチーフが多く使われていたりする。

中には、モノクロの人物写真のバックに、黄緑とオレンジを配色してるものがあるんだけど、いわゆる補色同士の色を並べて配置してるあたり“いかに目立つか”というのを考えてるみたいで、スゴイとしか言いようがない。


そんな中でもやっぱり注目すべきは、日本映画のポスターだろうね。チェコから見た日本というのが垣間見れるという感じ。

掲載数は少ないけど、全体的にシンプルなデザインが多い気がするね。色味も割と地味な感じで、日本人の美意識をちゃんと理解しているっぽい所が面白い。

ヤン・シュヴァンクマイエル コンプリート・ボックス [DVD]浮世絵や漢字などをモチーフに使われていたりするんだけど、それを大きくドカーンとは使わずに控えめに使ってるところがにくいねぇ。日本人が見ても合格でしょう。


さすがはヤン・シュヴァンクマイエルを生んだ国だけのことはある。目の保養になりました。





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