★2009年2月23日の記事を再掲

新装版 ハゲタカ2(上) (講談社文庫)前作は不良債権処理の話がメインだったけど、今作は買収(バイアウト)がメインのお話。前作での主要人物は皆再度登場しているので、前作を読んでいればすんなりと話に入っていける。

もし読んでなくても人物紹介はなされるので問題はなし…かな? 今作は永田町だけでなくホワイトハウスまで巻き込んだりしているので、前作よりも結構スケールが大きくなっている感じ。

【スポンサードリンク】


社長島耕作 1 (1) (モーニングKC)スケールが大きくなっている分、主人公の鷲津のカッコよさにも磨きがかかって見えるね。前作登場したアランが亡くなったということもあり、鷲津は常に虚無感にさいなまれながら仕事をしていたりして、彼の心理描写などが頻繁に書かれているのも注目すべきところかも。

前作よりも人間味が増した感がある。でもまあ相変わらず仕事が出来て女にモテるわけだけれど、何か今作の仕事っぷりは神懸かって見えるんだよね。運が良すぎるとも言えるw 読んだことはないんだけど、島耕作もこんな感じなのかなぁ?


今作では、ビジネスに上手くメディア(特にテレビ)が使われている。企業買収っていうのは、世間に対してもイメージっていうものが大切なんだねぇ。確かホリエモンも上手くメディアを使ってたもんなぁ。

でもこのイメージっていうのも、買収工作の内の戦略なんだからたまったもんじゃないね。我々一般人は、そういうのにうま~く騙されちゃうわけだもん。


化粧品事業買収の話と、電機メーカー買収の話が語られるわけなんだけど、実際に日本の有名電機メーカーとかって、社内に軍需産業部門って普通に持っているものなの? って思ってしまった。兵器とか開発しちゃってるわけだ。いやぁ~知らなかった。無知って恐ろしいです。

買収、統合一つとっても、社風が違うとかいうことだけで不幸な結果になってしまう。組み合わせってほんと難しいんだね。誰が正義で誰が悪か、どの案が企業にとって正解なのか不正解なのか。裏の掻き合い。

油断をすると、一気に喉元に匕首を突きつけられてしまう。門外漢な僕には理解し辛い世界だけれど、すごくシビアな戦いがそこにはあって、ほんと読んでて面白かった。


で、結局アランの死の真相は語らず終いですか…。そのうち続きが書かれるのかも。







Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

« »

Post Navigation