★2009年3月19日の記事を再掲

こわれた腕環―ゲド戦記〈2〉 (岩波少年文庫)今回はアチュアンという土地が舞台になっている。大巫女のアルハ(テナー)が主人公になっていて、ゲドは半分以上すぎたところでようやく登場という感じだった。

正直今回のお話は盛り上がりに欠けるね。前回あったような魔法による対決とかは無かったし。そもそもアチュアンという土地には魔法がないんだとか。そこに住む人達は魔法使いを見たことがなく、せいぜい噂程度にしかその存在を認識していないらしい。

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ショックです。剣と魔法の世界を期待して、その世界観にトリップしたいと願っていたというのに、よりによって魔法がないだなんて…。まあゲドが登場してから後は多少魔法を使ったりするのはするんだけどね。でも、それもお遊び程度。今回のお話はほぼ魔法は有って無いような感じだった。。

なんていうか、序盤の巫女の生活も読んでてつまらなかったなぁ。最初の儀式で結構盛り上がっていくんじゃないかと思わせておいて、あとは普通の日常が語られるし。巫女達自身も退屈だ、なんて言ってる始末。同感ですよw


今回の読みどころは、墓所でのアルハ(テナー)とゲドのやり取りにつきるんだろうなぁ。闇に生きるか、光の世界に飛び出すか、というアルハの心の葛藤や、ゲドとの交流によって何を学び、なぜゲドを助ける気になったかなど、アルハの成長の物語として読むと面白いかもしれない。(まあ、そういう風にしか読めないんだけど)


そういえばちょっと気になる記述があって、このゲド戦記のアースシーの世界では、字の読み書きは魔法使いだけがするものだという考えがあるらしい。ではこの世界では、一般の人々は何か記録に残すということを一切しないということなのか?

たしか魔法使いは色んなところに派遣されるらしいから、それぞれの土地の人々は魔法使いに頼んで記録をさせているということなのかもなぁ。でも、記録させたところで人々は字が読めないから意味ないし。じゃあどうやって文明を発展させていったんだろう? 考え出したら気になってしょうがない。


はぁ…今回の内容は、次巻の読む気を薄れさせるに十分な感じだったなぁ。どうしようかな。でもまあ、そのうち読もう。







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