以下の記事はたまたまネット検索をしていて見つけたものなんだけど、アメリカの前国務長官であるヒラリー・クリントンさんの読書遍歴を知ることが出来て興味深い。

どのような経緯があってこういったインタビューが行われたのやら分からないものの、彼女自身かなりの読書家であることが伺えて、結構印象が変わってくる感じかも。

【スポンサードリンク】


ヒラリー・クリントンが語る「わたしの本棚・わたしの愛読書」

――小説で特に好きな作品は何ですか?短編小説では?また、詩作品で特に大切に思っているものは?

クリントン: 若いころ『カラマーゾフの兄弟』を読んだときの感動は長く残りました。今の私ならどう受け取るか知りたいので、この夏に再読するつもりです。お気に入りの短編はアリス・マンローの短編集『Carried Away』と『Runaway』です。ずっと愛読している詩人はたくさんいるので即答できます。E.E.カミングス、T.S.エリオット、シェイマス・ヒーニー、パブロ・ネルーダ、メアリー・オリバー、W.B.イエーツはリストから外せません。


今回の記事では、最近読んだ本、学生に読んで欲しい本など色々と挙げられている。
そんな中で、彼女の愛読書とも言える本が『カラマーゾフの兄弟』だという所に驚いてしまった

割とアメリカの人もドストエフスキーって読んでいる感じなんだろうか?

なんだか米露の政治的な対立とかを見ていると、文化的なものとはいえ、そこまですんなりと受け入れているとは思えないと、ついつい考えてしまうものだ。


宗教的な部分を見ても、同じくキリスト教社会とはいえども、結構な違いがあるのだろうなと想像に難くないんだよね。

おまけに『カラマーゾフの兄弟』の内容に関しては、無神論などもテーマになっているし、「聖書が私の考え方にもっとも大きく影響しています」と語っているヒラリーさんが本書をそんなに感動を誘うものだとはちょっと思えないんだけどなぁ……。


だけど、色んな環境的・宗教的・人生的な背景を持った人間、そういった複数の視点から語られる論理を養うという意味では最適な本なのかもしれない。

キリスト教信者の人達だって、たくさんの否定的な意見を聞かないことには理論武装も出来ないだろうし、そういう意味でも視野を広げるために必要なのでしょう、たぶん。


ちなみに、「まだ読んでないので、ちょっときまりが悪い本」にヒラリーさんはプルーストの『失われた時を求めて』を挙げているみたいです。そりゃあ、読むための時間を確保するのがなかなか困難だろうね、彼女ほど忙しい人なら特に。

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)
ドストエフスキー
新潮社
売り上げランキング: 7,464







Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

« »

Post Navigation