★2009年4月27日の記事を再掲
本書は子供向けということもあって説明も解り易く、初めての速読本として考えるならば申し分ない内容なんじゃないかと。
僕にとって本書で速読本を読むのは2冊目なんだけど、ビジネスマン向けのものより断然こちらの方が「いっちょ、やってみっか!」という気持ちにさせてくれる。
というのも、理論説明みたいなものはほとんどなく、トレーニング方法が沢山掲載されていて非常にとっつきやすいのだ(理詰めでやられるより、具体作を示してくれるのは非常に有難い限り)
トレーニング方法は以下のような感じ。
イメージトレーニング
・おなかでゆっくり呼吸しながら、気持ちを落ちつけて、集中できるようになろう。
・頭の中でしっかりとイメージを描けるようにしよう。
・速く本を読んでいる姿を、しっかりとイメージしてみよう。
アイボールトレーニング
・1つ1つのマークをしっかりと見ながら、素早く目を動かせるようになろう。
・力まないで、素早く目を動かしていけるようにしよう。
・目をあまり動かさずに、広い範囲を見ることができるようになろう。
ページ見わたしトレーニング
・リラックスして視野を広くたもちながら、目をしっかり動かして、全体を見ることができるようになろう。
・なめらかな目の動かし方を見につけよう。
・無駄のない目の動かし方を見につけよう。
文字追いかけトレーニング
・1文字ずつ、しっかりと集中して見ていくことになれよう。
・文字を滑らかに、次々と見ていけるようにしよう。
・もっとスピードをあげて、なめらかに文字を見ていこう。
本読みトレーニング
・1行の3分の1程度の範囲をひと目でとらえて、書いてある内容を理解できるようになろう。
・1行くらいの文字数を、いっぺんに読むつもりで、リズムよく読み進めていきましょう。
・これまでのトレーニングで練習してきた読み方を、キミなりに工夫して、読書にいかしていこう。
脳力アップトレーニング
・一瞬で見て判断する力と、やわらかい頭を育てよう。
・広い視野で見ていこう。発想をゆたかにしていくことを目指そう。
・広い範囲をしっかりと見わたして、素早く判断できるようになろう。
詳しくどんなトレーニングするのかは本書参考にしてもらったらいいんだけど、イメージとしては初心者のための速読教室とかセミナーなんかで教えてそうな感じのものが載ってます。
本書の著者もセミナーをやってるらしく、たまたまYoutubeにアップされてたので載せてみる。
速読の眼の動き
うん、参考になるようなならないようなという感じだけど、結構目って動かしてるのね。
とりあえず、頑張って続けてみようと思う。一番の秘訣は「気楽に本(文字)を眺めること」らしいので、あんまり気負わずにやった方がいいのだろうけどね。目を使いすぎて疲労させたら本末転倒というところかな。リラックスしてやるべし。
だけどその前に、頭の中で音声化して読むのを止めるのから始めなければ。そもそもそれが出来ない事には、速く読むことなんて到底無理だもんね。それが一番難しいんだけど……ふぅ。
決定版!超カンタン速読入門―キミもこれで読書の達人
posted with amazlet at 19.03.13
寺田 昌嗣 玉城 博正
金の星社
売り上げランキング: 103,896
金の星社
売り上げランキング: 103,896
▼NHK「脳元気!ラクラク速読術 ためしてガッテン」観たよ、“高速でイメージ化する”トレーニングってどうやればいいのだろう?
▼頭で分かっていても難しい「人を出し抜く速読術―要領よく生きてるヤツは知っている」