風の谷のナウシカ
★2009年5月6日の記事を再掲

以前からまたいつか読み返したいなぁと思ってたんだけど、連休ということもあり再読してみた。うん、やっぱりなんだかんだで面白い。絵も上手いし、なにより一つ一つのコマの構図が素晴らしいと思う。さすが監督としか言いようがないね。

ナウシカの人物像は今更言う必要もないほど皆に知られている通り、勇敢で優しくて周りからすごく愛されている。ほぼ完璧です。彼女が聖母視されているのもうなずけるところ。

でも、なんでそこまで人に慕われるようになったのか? その辺が今回読み返してみて非常に気になってしまった。いわゆる人心掌握術的なものを自然に使っているとしたら、どういった部分がそうなのか? ちょっぴり考えてみた。

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とりあえず、「彼女が人から慕われる、心を掴む要素」を適当に列挙してみる。


1. 父ジルから次期族長として、帝王学を学んだ(リーダーシップetc)
2. 母親を早くに亡くしたので、谷に住んでる城ジイやバアさん達に無条件に甘やかされる
3. 女性でありながら、戦闘に長けていて非常に強い(一人で大群を相手にしたり、敵の背後に回るのが上手い)
4. 初めて会った人間には、メッセージ性の強い言葉や高圧的な言葉を発する
5. 男性には急に抱きついてみたり、思わせぶりな態度をとってみたりする(ジブリの女性キャラに多いような…)
6. 自ら進んで危険なところに赴く(心配させるのが上手いよね)
7. 困っている人になら、自分の母親の形見のイヤリングをすら差し出す自己犠牲の精神
8. 妹に似ている、娘に似ている、と周りから言われることが時々ある
9. 顔の色が真っ青だ、と言われることも多くて、か弱い一面も(守ってあげたい願望か?)
10. 触らしてくれ!と頼めば触らしてくれる(腕、髪の毛なら可)



あくまでこれは一部だけど、確かにこれだけのことをしていたら、人の心を掴むのは容易いのかもしれない。


行動力なんかがある上に同情心なども刺激される。非常に慈悲深く、子供達の面倒見も良い。その上、相手が心を開くのを待つのではなく、自ら先に心を開くという柔和なる魂。素晴らしすぎます。

もし、これをすべて計算して行動してるとしたら、スゴイなぁ。そういう風に読んでいったら逆に面白いかもしれない。


正直、ここまで完璧なヒロインって他にいないような気がするね。大抵のキャラは、どこかしらウィークポイントがあるからこそ人気が出るはずなんだけど、ナウシカに限ってはその常識が通じてないらしい。完璧なのに人気。まさに理想的なヒロインだと言える。




宮崎駿ファンは必読、ジブリファンはどちらでも 「出発点―1979~1996」「折り返し点―1997~2008」








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