★2009年7月14日の記事を再掲

元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術[第2版]本書はリーガルマインドを養うための入門書的なもの。法律を学習するためのスタンスを学び、「理解・習慣・センス」を身に付けて、取っ付きにくさを取っ払ってしまおうという本。

帯には「これから学習を始める人、知識を整理したい人に最適!」とあるんだけど、まさにそういう人こそ読むべきで、僕自身もそういう人なので「なるほど!」と思うことが多々あった。

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今まで参考書などいくつか読んだりしてきたけど、ほんとややこしいことこの上ない。そんな初心者を無視したようなものが多い中、本書は割と噛み砕いて説明をしてくれていて解り易いと思う。

法律用語の漢字の読み方なんかも載っていて、かなり親切なんじゃないかと。こういうのって、なんとなく恥ずかしくて人には聴けなかったりするし、読みが解らないから辞書も引けないというイライラ感はすごいんだよね。


覊束行為(きそくこうい)←こんなの読めません。
兄弟姉妹(けいていしまい)←素直な人は読めないだろうな。


また、知らない法律用語に出会ってもすぐに用語集などで調べずに、その漢字から意味を自分の頭でまず考えてみることが理解力アップに繋がるんだそうな。確かにそうすることによって、記憶定着させるには良いのかもしれない。法律ってどうしても記憶がメインになってくるから、こういった工夫がとにかく大事だよね。

記憶定着させるには、図解してみるのも良いらしい。六法などの目次を見て流れを考えてから図解するなど、全体を見通す力なんかも養われるみたい。実際に紙に書き出さなくとも、頭の中でイメージするだけでも大分違うらしいです。

こういった図解って、結構参考書などには載ってたりするけれど、それを実際に自分でやることに意義があるんだろうね。出来る限り試していきたいと思う。


あと、本書には民法、憲法、行政法とそれぞれ分けて“読み方・学び方”も示してくれている。正直、商法も入れて欲しかったところだけど、贅沢は言いません。それにしても、民法ってつい5年前にやっと口語化されたみたいだね。それまでは漢字+カタカナだったのかぁ~知らなかった。それまでの人は勉強大変だったろうなぁ…。

とりあえず、知識を整理するのにもってこいの1冊だったように思う。所々ヘタウマなイラストなんかもあったりで、入り込みやすいしね。すごく良い味出してます。

著者が元法制局キャリアということもあって、ちょっとお堅い文章なんじゃないかと多少危惧していたけど、かなり解りやすく丁寧な文章で初心者にはオススメできる内容だった。






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