★2009年11月16日の記事を再掲
今回でようやくシヴァやベナレス達が本格的に参戦してきて、俄然面白くなってまいりました。
スパズグってキャラが手下として出てくるんだけど、彼のことは完全に忘れ去ってしまってたし…。昔読んでた頃は結構好きなキャラだったんだけどなぁ(確かそうだったはず)
7巻の方では、ついに「人化の法」も発動。いやぁ~引っ張ったねぇw
この「サザンアイズ」というタイトルからして、連載を始める段階からこのアイディアはあったんだろうけど、ずいぶんと引っ張ったもんだ。もしそれまでに打ち切りになってたとしたら、目も当てられません。うん、人気が出て良かったねとしか言いようがない。
それから今回、化蛇(綾小路葉子)も再登場してます。これからずっと出ずっぱりになるんだったっけ? なんか八雲とパイと三角関係になってみたり、それによって三只眼がちょっぴりツンデレっぽくなってみたりと、段々と人間関係に厚みが増してきたという感じ。
そういった三角関係フラグが出たにも関わらず、いきなり舞台はイギリスにいっちゃうもんだから、ひとまずそれはお預けになっちゃうという残念な結果に…。もうちょっとパイがヤキモチを妬いてるところ見たかったんだけど、まあこれからに期待ということで。
それにしても、まだこれで全体の1/3まで行ったところなんだよね。改めて考えるとやっぱり長いなぁ。ある意味、物語を無理やり引っ張ってる感はすごくある。
でも、なんだかんだで面白いんです、これが。まあ、一気読みしてるわけじゃなく、月に1回だから飽きずに読めてるのかもしれないけれど。
★2010年1月10日の記事を再掲

さらにマドゥライのプログラムによっても、戦術という意味で幅広くなったように見える。獣魔術の使い方にも工夫がなされるようになって、格闘漫画という観点から見ても面白くなってきました。
このマドゥライのプログラム。なんでも脳内麻薬を自由に出す特訓というのが本来の目的らしい。やっぱりある程度格闘技術が身に付いてくると、次にステージに上るためにはそこを鍛えるしかないのかもしれないね、漫画的には。
ドラゴンボールなんかは、ひたすら肉体を鍛えるばかりだったけど(スーパーサイヤ人のことはあえて無視します) あ、「精神と時の部屋」でメンタルも鍛えてたんだっけ?
それから、ヴィシュヌ神の話も興味深く読ませてもらった。結構ヒンドゥー教の薀蓄とかも出てくるので、なかなか面白い。まあこの話は、綾小路とハーンの色恋フラグを立てるために創ったのかもしれないけど。でも、昔読んでた時も割と好きな話でした。
10巻に収録されている鬼眼水将塚のエピソードも昔好きだったんだよね。結構ココというキャラが気に入っていた記憶がある。あの見た目に可愛らしい名前というギャップがあるところが、なんか気になってしょうがない。確か物語の最後の方まで付いてくるんだったよね、記憶に間違いがなければ。
それにしても、龍脈に潜った時の三只眼のセーラー服姿は、もう完全に著者の趣味の世界だねw スカートがやけに長いところは時代を感じさせます。