ランボー全詩集
★2010年3月10日の記事を再掲

ふぅ、完全にお手上げだ……。

以前、岩波文庫の「地獄の季節」を読んだ時も理解できずに放り出したんだけど、5年近くの時を経て再度ランボーに挑戦してみたものの、やっぱりよく解りませんでした。

詩を理解するのって、ほんと難儀なことなんだね。やはり小説を読んでる時とはまた別の脳ミソを使っている感じがする。読み慣れている人だったら、つらつらっと読み進められるんだろうなぁ。

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なんか教養レベルというよりは“慣れ”が重要なんじゃないかと思う……けど、やっぱり教養も深くないと無理なのかもな…。


まだ「地獄の季節」は自伝的な要素が濃いから読みやすい部類なんだろうけど、「イリュミナシオン」とかになってくると難易度がぐぐっと上がっちゃうんだよね。全ての言葉が唐突に脈絡無く立ち現れてくる感じで、前後の繋がりがよく理解できない。本書を読んでいた数日間は、ほんともどかしくて頭の中を掻きむしりたい衝動に駆られましたとも、ええ。

概して、いくらでも深読みできるものばかりだし、どう解釈していいのやらほんとよく解らなかった。これが天才が紡ぐ「言葉」なのですね。中には○○○などをキメながら書いたものもあるらしいんだけど、僕みたいな凡人には区別が付かないわけだが…。

(↑ とはいえ、ドーピングして書いたものに価値を見出したくはない今日この頃。それはそれとして、別ジャンルといった形で評価するのなら理解できるけれど)


まあ、こんな僕でもスゴイと思える作品があるにはあった。それは「俺のブス女たちよ!」(← これがタイトルではない)と綴っている作品。なんかちょっとした衝撃でしたよ、これは。大局的に見てランボーは汚い言葉遣いを多く使ってるんだけど、ものすごい魂がこもっている感じがするのは確かなんだよね。

詩ともなると、ついつい耳障りの良い綺麗な言葉を選択してしまうのが普通だと思う。でも、心の声ってものはそんなに綺麗なもんじゃないというのも当たり前のことだ。やっぱり心の声を生のままで綴った方が、メッセージ性という面において強いのでしょう。


なにはともあれ、またそのうち読み返したいと思う。お手上げのままじゃ駄目なのだ。


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