そうだったのか!アメリカ
★2010年9月14日の記事を再掲

皆それぞれアメリカに対して「あこがれ」や「反発」を持っていることでしょう。

でもそれって大体においてはメディアから流れてくる上辺だけのもの(から摺りこまれたもの) だったら、そもそもアメリカってどんな国なの? というのを歴史から学んでいこうというのが本書のスタンス、かな。

一読した限りでは、とにかくやりたい放題、自己中心的、欲張り、横暴、そんな印象ばかりを抱いてしまうね。まあ、アメリカ合衆国の建国自体が他国の領土を略奪してきた歴史でもあるから、そういうイメージでもあながち間違いではないのかもしれない。

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そういった略奪をしたり他国にとにかくちょっかいを出したりするのも、「世界に民主主義を広める」という“善意の使命”を持っているからというのがアメリカ。なぜか持ってしまっているもんだから始末が悪い。彼らは民主主義と言いつつも、やはり帝国主義に見えてしまうよね。


そんなアメリカに誰がしたのか? それはやはり政治の中枢に強い影響力を持っている宗教団体、つまりは“キリスト教”ということになってしまうのかな。

もともと移民国家であるアメリカが国民をまとめるために「神」を必要としたというのは理解できるところだけど、そういう思想信条を他国に持ち出して、しかも武力でもってして影響力を発揮するのはいかがなものか? 読んでてそう思わざるを得なかったなぁ。


それから、アメリカと言って切っても切り離せないのが人種差別の問題。オバマ政権になったこともあり、アメリカは変わったのか? と思わせてくれたけれども、やはりそこは根強かった…。最近テレビで見たけど、白人層のオバマ大統領の不支持率は7割に上っているみたいだね。これは政策の実行力に対する不支持なのかはたまた……と、思ってしまう。


そんなオバマ大統領が演説をしたリンカーン記念堂。キング牧師が「私には夢がある」と演説をしたリンカーン記念堂。リンカーンと言えば奴隷解放宣言をした偉人なわけだけど、そんな彼も人種差別的な人間であったらしい。なんと黒人に対する根強い偏見を持っていたらしいのだ。

正直、「え?」と「どゆこと?」と思ってしまったわけで…。そんな衝撃な事実があっていいんだろうか。これって有名なのかなぁ? リンカーン像の前で演説をした2人のことを思うとなんとも言えません。キング牧師はまだしもオバマ大統領はそのことを知っててもおかしくないと思うんだけど。


いやぁ~なかなか面白かった。なんか断片的に知っている事柄を、パズルのごとく繋げていくという作業を頭の中でしていくわけなんだけど、そういったことが知的好奇心を刺激してくれて非常に良かったです。アメリカが好きな人、嫌いな人にもおすすめ。




ぜひとも学校教育の現場で使ってほしい「そうだったのか!日本現代史」(池上彰)









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