ぼくらの 5
★2011年1月18日の記事を再掲

1年くらい前に4巻まで読んで放置してたんだけど、今回続きを読んでみた。

4巻はちょっと単調だと思って放置しちゃってただけに、この5巻以降の物語の展開具合には結構驚いたなぁ。まさか戦っている敵が“平行世界の地球”だったとはね。未来の可能性が分岐するところの近くで、お互いが潰し合いをしているらしい。

自分たちの未来のために戦う。相手を殺すしかない。担当パイロット一人が犠牲になるか、100億人の人間が犠牲になるか。それを中1の子供らの手に掛かっているわけだ。重い、重すぎるだろう…。

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まあ軍も介入しているので、子供らだけの責任という感じにはなってないけれども、とてもその辺にいる13歳が考えていることとは次元が違うようなことまでも考えざるを得ないようで、その葛藤がなかなかすごかった。

なんというか、軍の人は“命”というものに対してある程度達観したところがあるから、それを中1の子供らと共有しないといけないところが複雑な感じだよね。まあそれは土台無理な話で、共有ではなく教え諭すという形にしか成り得ないわけだけども。


それから、子供らは「地球の英雄であっても、被災者にとっては敵」という構図なんかも、なかなか考えさせられるよね。ある意味で戦争をしてるのと同じだから、どうしたってこういう問題がでてきてしまう。

本書ではそういった被災者家族によって、(偽の)担当パイロットが殺害されてしまったりして、ほんと酷なシーンがてんこ盛りでありました。まさに戦争のリアル、こういうところまで描いてこそのものなのでしょう。


どうやら5巻からが本番だったようで、続きが気になってしょうがないなぁ。一気に最後まで読んでしまおう。











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