GUNSLINGER GIRL(ガンスリンガー・ガール)13
★2012年6月25日の記事を再掲

GUNSLINGER GIRL 13 (電撃コミックス)いやぁ~今回は息つく暇なしという感じだったなぁ。

原子炉・核燃料はまだ無いとはいえ、原発内で戦ったら危ないだろうと思わずにはいられない。そんなテロ組織と相対する公社ならびに政府組織。ミサイルとかも上空から撃っちゃうんだもんねぇ、まさに修羅場。

主要人物も幾人か戦闘で失ってしまうし、少しだけポカーンとしてしまった。でも、そんな状態には長くはいさせてもらえないほど物語内で色んなことが起こっているし、自分の中で処理していくのが結構大変だった気がする。

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ヘンリエッタの暴走等、痛々しく見てられなかったけれど、リコの「私のために生きて!!」という言葉を発したシーンが一番ドキッとさせられたし、グッときた感じではあるね。

これまではあくまで忠実なしもべという感じだったというのに、この子がこういう感情を表に出すだなんて…。リコにとって公社が居場所というよりは、ジャンこそが彼女の居場所だったということなのかもしれない。あ、義体の子らはだいたいそうか。


とりあえず、14巻で物語的に一応一区切りはついたと思うんだけど、これからどう展開していくのか(ジャコモはどうなるのか)非常に気になるところです。


★2013年1月19日の記事を再掲

GUNSLINGER GIRL(15) (電撃コミックス)前巻まででどこまで進んでいたのやらあやふやのまま読み進めたわけなんだけど、のっけからショッキングな感じになったものだね。公社が反政府組織に仕立て上げられちゃうとか、政治の暗部をまざまざと見せ付けられてほんと胸糞悪いことこの上ない。

とある登場人物が「政治だよ…これも政治だ」なんて言ってたりもしていたし、こういった尻尾切りもあらかじめ考えられていた(政府の)シナリオなんだろうなと何とも言えない気分にさせられてしまう。


ここには私の菜園、書と音楽がある。私のささやかな生活は…誰にも壊させはしない!!」という、クラエスの見せ場というか政府軍に対しての口上にはなかなかグッとくるものがあるね。これまで戦闘には参加していなかったクラエスにだって守るべきものが沢山あるのだということを、なんだか改めて考えさせられる感じではあった。


そんなこんなで、ジャコモ戦からの公社VS政府という流れも終わり、その後は全てがエピローグのような様相を呈することに。それぞれ登場人物のその後が描かれていくわけなんだけど、ここへきてこの物語も終わりなんだと一気に思い知らされる感じがして何とも切ない気分にさせられてしまった。

何が切ないって、生き残った義体がこの世を去るところも描かれちゃうところが一番身につまされる。義体は寿命が短いということはこれまで何度も言われていたことだけど、そこは正直あやふやなまま終わってほしかったなぁ。


そして、スペランツァのくだり。この終わり方は確かに美しくて素晴らしい。しかし、この“希望”っていうのはどこに掛かっている言葉なのか、そこが気になってしまった。

DNAを繋いでいくこと自体に意味がある? はたまた人身売買撲滅への希望? 人身売買撲滅ということだとしたら、スペランツァはそれにどう関わりを持つというのだろう? あの映画が関係しているということなのかなぁ。でも、映画が創られることなんてヒルシャーさんには分かりようもないし。

しかし、映画も含めて色んな可能性があるということが彼には想像できたのかもしれない。それでこそのスペランツァ(希望)だもんな。


それにしても、結局この物語の主人公って誰だったのか、よく分からない感じだった気がしないこともない。タイトルロゴに使われているヘンリエッタなんかは一番不憫な役回りだった気もするし、可哀想なイメージしか無かったり…。ま、みんなが主人公ということにしておこう。








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