★2012年7月22日の記事を再掲

ダークナイト(2枚組) [Blu-ray]録画していたものを今更ながら観ました。しかも地上波で放送されたやつではなく、1年以上前にBSで放送されたものを。前作を観ていないし、バットマン自体の基礎知識もほぼ無いんだけど、まあ物語にはそれなりに付いていけたんじゃなかろうか(人間関係で分からないところが多少あったけれど…)

やはりヒーロー物ということもあって、正義と悪がはっきりしているから、別段深読みとかしなくても普通に観るだけでエンタメとして面白いというところは素晴らしいと思う。でも、この作品おいては別にしなくてもいい深読みをするからこそ楽しめるという部分が多分に含まれていた感じがするね。

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正義と悪。悪がはびこるから正義がいるのか、正義がいるから悪がはびこるのか。「鶏が先か、卵が先か」という因果的なジレンマを、この映画を観てどうしても想起させられてしまった。

やっぱり悪が最初に生まれたんだろうか。いや、先に聖人君主が現れてそれを貶めようと悪が現れたんだろうか? もしくは同時に生まれたのかもな、表裏一体のような存在として。


本作品の悪であるジョーカーは「妨害されるからこそ楽しむことができる」と考えるタイプなので、まさに正義という名のライバルありきの所業というところが興味深かったように思う。

一般市民を困らせて悦に入るわけじゃなく、事件を起こして最終的には正義を困らせるということを念頭においている。被害を受けている一般市民にはたまったもんじゃない。“正義と悪のごたごた”にただただ巻き込まれているという構図になってしまってるから、ほんと怒り以外の何物でもないだろうね。


そりゃあバットマンに対しても敵視してしまうのもうなずけるというものだ。バットマンさえこの都市からいなくなってくれれば、酷い事件も起こらないかもしれないと考えるのも普通のこと。例えそれが今まで正義として振舞ってくれていた存在だとしても、一夜にして人々には悪として映るということも当然あることでしょう。

正義の側、バットマンからしてもこの構図はたまったもんじゃないよなぁ。特に自分の正体がバレたらアウトという設定がある限り、よ~いどん!の時点ですでに弱味を一つ握られているような感じなわけだし。


耐えるヒーロー、苦悩するヒーロー。いやはや、ほんとヒーローという職業は大変だね







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