ジョジョの奇妙な冒険 第4部
★2012年8月10日の記事を再掲

『ジョジョリオン』の影響から4部が読みたくなってしまったので、約10年ぶりくらいに再読。結構忘れていたエピソードが多いこと多いこと。

何というか、ジョジョの学園物というのが改めて新鮮な感じがするね。学園内の描写もちゃんと有るし、そこでのトラブルをスタンドバトルと絡めて解決という流れがなかなか面白い。

ただ、話の展開が割と唐突なところがちょっと気になってしまった。いわゆる連作短編という感じに思えなくもない。最近のジョジョだと最初から最後まであまり違和感なく繋がってることが多いから、そういう感覚のまま4部を読むと多少違和感を覚えてしまう。


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でも、一つ一つのエピソードが面白いから問題はないんだけど。


まあ、ある意味でこれは“杜王町の物語”なのだと、町が紡いだ物語なのだと、そう考えればスッキリくる感じではある。「殺人者の町」という汚名を返上する、殺人者から誇りと平和を取り戻す、これが本書のテーマの一つでもあるわけだし。町が主役なんだと思えば、全てが繋がってくる感じがするね。


あと、46巻カバー裏の作者コメントがちょっと興味深かった

 ちょこっと考えてると、マンガの中に強い敵が出て来る。その次にそれよりも強い敵が出て来る。その次はそれよりも強い。…となると最後はいったいどうなっちゃうわけですか? 宇宙のハテを考えてるみたいになる。それと世の中を見渡してみると本当に『強い』人っていうのは悪い事はしない事に気付く。
 「悪いことをする敵」というものは「心に弱さ」を持った人であり、真に怖いのは弱さを攻撃に変えた者なのだ。


これはほんとに言い得て妙だと思わざるをえなかったなぁ。心が弱いからこそ人を傷つけるわけだよね、非常に切ない。でも、中にはシリアルキラーみたいな悪役もいるから何とも言いようがないですな…。

吉良吉影に当てはめて考えてみても、彼は心が弱いから攻撃するというわけじゃなく、あくまで平穏に暮らしたい、だから自己防衛のために攻撃する、そんな感じだよね。ジョジョのボスの中でも結構特殊な部類であって、だからこそ人気があるのかもしれない。


関係ないけど、川尻しのぶが猫の気をひこうとするシーンが可愛い。










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