★2012年10月15日の記事を再掲

予言の守護者 - ベルガリアード物語〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)最近、『マロリオン物語』を買ったものの、前作の内容をほとんど忘れていて全く付いていけず、プロローグのあらすじも固有名詞が多すぎて投げ出してしまった。これではいかんということで、6年ぶりくらいに『ベルガリアード物語』の再読を始めることに。

最初はめんどくさいなと思ったんだけど、読み始めてしまえばなんだかんだで面白い。1巻は中盤くらいまでは、それほど大きな事件とか起きないものの、個性的なキャラ達によるユーモア溢れる会話劇に惹きつけられるものがある。

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ま、当然ながらまだ序盤も序盤ということで、一体何が起こっているのやら分からないことが多い。それは主人公のガリオンも読み手と同じなので、彼と同じ視点で物事を考えることができるから、割と感情移入しやすいかもしれないね。

でも、ガリオンは過保護に育てられたわけじゃないんだけど、完全に箱入り息子的に育てられたということもあって、14歳にしてはかなり幼く感じてしまうものだわ。周りに庇護者がたくさん居すぎるというのも要因なのかも。


それにしても、この作品。とにかく「○○○人はこういうやつらだ!」という人種による固定観念、というよりは偏見がものすごいものがあるね。初読の時はそこまで考えずに読んでいたけど、今回改めてそう感じてしまった。

彼らにとってはそれは差別ではなく区別ということなのかもしれないけれど、しかし現に人種や血統の確執によって各地が争い等が起こっているわけだし、それが当たり前という世界観というのも何ともいえないものです。移民国家であるアメリカ出身の著者ならではということなんだろうか? 気になってしまう。


そんなこんなで、逃避行&追跡の旅のはじまりはじまり。








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