魔術師の城塞
★2012年11月7日の記事を再掲

目的であった“珠”を取り返した一行、今回は敵地からの逃避行から物語は始まる。

ゲーム(RPG)等だと、ボスを倒した後は自動的に王様の玉座まで自動的に帰らせてもらえるのが普通だったりするんだけど、やっぱり本書のようにボスの残党達からの危険を回避しながら、何日・何週間とかけて郷里へと帰還するのが本来の姿なのだろうね。

当然ながら帰りは怪我をしていることもあったりするので、行きよりもさらに危険な旅になるのは必至。なかなかの緊張感の中での帰り道でありました。

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自分で操作できるRPGよりただ読むだけのファンタジー小説の方がリアルを感じられるっていうのも不思議な感じがするものだね

ま、そういったわけで、敵地よりアルガリアへ到着。ようやく一息ついた感じではある。久々に日常のシーンなんかも描かれていて結構落ち着きます。前巻から緊張続きだったもんなぁ。


それから、リヴァ王の広間にて一つの予言が成就され主人公・ガリオンの生活も一変。「自分は何者なのか、何の使命を託されているのか」という疑問も彼自身にすっかり分かる形で明らかに。ほんとクライマックスが近づいてきたという感がひしひしと漂ってまいりました。

ようやくホッとできたというのに、神・トラクとの最終決着が待っているということで、新たな旅&戦争の準備が始まることになったわけだけど、ほんとこの小説はイベントが多いなぁ。読み手もどんどん頭を切り替えて臨まないといけないので大変です。


それにしても、ポルガラが怒り狂ったら草の根が残らないほどの修羅場になるのだね…。セ・ネドラの癇癪が赤子程度のものに思えてくる。




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