勝負の終り – ベルガリアード物語〈5〉
★2012年11月11日の記事を再掲

『ベルガリアード物語』最終巻。

にも関わらず、冒頭から「なぜ、ぼくが?」と、いまだにつぶやかずにはいられないガリオンの境遇に同情しつつ読み進める。

物語は前巻から引き続き戦争の色が濃くなってきていて、本書の大半はガリオンではなくセ・ネドラサイドの話にページが多く取られているという感じ。個人的には戦争物・軍事物が苦手なので、ちょっとどころではなく結構ダレました

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外交等の駆け引きみたいな部分は読んでいて面白く感じたんだけど、実際に戦争が始まっちゃうと似たような描写が続いてしまうので、やはり読んでいて気が乗ってこない感じではある。あくまでも個人的にではあるんだけど。

それから、全ての国を巻き込んでの戦争ということもあり、これまで物語に登場してきた人物が総登場するような形になるので、時折「こいつ誰だっけ?」と思うこともしばしば。早くガリオンサイドの話を読ませてくれ、と何度思ったことやら。


そんなこんなで、僕自身の気持ちが抑圧されていた中、最終決戦地である地下墓所に場面が移りガリオンやセ・ネドラ一行が合流した時には、「キターーーー!!」てなもんで、胸がアツくなったものです。そこからは怒涛の展開。

神との戦いということもあって、ベルガラスやポルガラの力でもってしても太刀打ちできないという、これまでには一度たりとも無かったケース。それだからこそ、ここでのガリオンの活躍、成長の証しというものが読んでいて非常にワクワクさせられた。これまでずっと頼りにしてきた人達を今度は自分が助ける番だ、という感じでね。


というわけで『ベルガリアード物語』最終巻、ちょっと戦争色が濃くて他の巻とは毛色が違って見えてしまうところなんだけど、なんだかんだで面白かったんじゃないかと。これで再読が終わったということで、まだ未読の『マロリオン物語』にようやく進めます。




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