闇に選ばれし魔女
★2012年12月12日の記事を再掲

だいぶクライマックスに近づいてきたからなのか、世界全体がにわかに慌しくなってきていて、なんだか読んでいるこちらも段々とソワソワとした気持ちになってくる。予言がどう現実のものとなるのか? 普通に考えたらガリオン達の勝利で終わると考えるのが普通なのだろうけど、そんな単純とも思えない。

しかし、その予言が成就するよう行動していても、結局のところ“闇の子”と直接対峙した時にガリオン自身がどうすればいいのか、何を成すべきなのか、運命は自分をどこへ導いているのか、その辺はいまだに謎のまま。

そのことについて彼は色々と葛藤を覚えているようだが、読んでいるこちらとしてはモヤモヤがつのるというものです。

【スポンサードリンク】


新たな予言によって、ガリオンの息子がものすごい役割を担っていることも分かったことだし、俄然盛り上がってきた感がなくもないですな。

あと、表紙のイラストを見て「あれ? マンドラレンがここへきてパーティに参加するの?」なんて勝手に思っていたら、あの鎧の人物こそがザカーズだったのだね、ちょっと驚いた。彼が何かしらの宿命を帯びているという描写は確かにあったけれど、まさか旅の一行に加わることになるとは。


なんだか気付けば貴族ばかりのパーティになったものだわ。世界を左右する出来事に参加するには“血統”が最重要ということなのか? ちょっとそんな気がしてならないね。まあでも、一般庶民は何も知らずに細々と暮らしている方が幸せなのかもしれないけれど。

パーティと言えば、いつのまにやらベルディンも旅に一行にずっと付いてきているし、魔術師の割合も高くなってきている。メンバーの半数が魔術師なのかな。この物語の世界観からして普通に考えたらものすごい戦力。たぶん、やろうと思えば世界征服だって夢じゃないんじゃなかろうか? ダーニクVS.魔神を見る限り圧倒的だったしね。


そんなこんなで、ザンドラマスとの距離も縮まってきて残りはあと1冊というところまでやってまいりました。彼らの旅の最後を心して見届けたいと思う。




闇に選ばれし魔女―マロリオン物語〈4〉 (ハヤカワ文庫FT)
デイヴィッド エディングス
早川書房
売り上げランキング: 526,136








LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

« »

Post Navigation