★2013年9月9日の記事を再掲

九十九十九 (講談社文庫)清涼院流水のJDCトリビュートという企画の一つである本書。個人的に流水作品は全く読んでいないのでずっと敬遠していたんだけど、なんとなく今回読んでみることにしてみた。

何というか、『ディスコ探偵水曜日』の系譜が見て取れるのでそれなりに興味深くは感じたものの、ちょっと自分には合わない作品だったかもしれない。このメタメタな感じのアイディア自体は面白いとは思う。しかし、あまりにも“見立て”が多過ぎてうんざりしてしまった

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“見立て”が多いということは、おのずと説明も多くなってくるわけで、ほんと大局的に見て説明臭い小説だったなぁ。その“見立て”というのも言葉遊びが主だから、ややこしいわ、めんどくさいわで、テンポ良く読めなかったのが残念かもしれない。

2、3話くらいまではかなり面白く感じていたんだけどねぇ、一度置いて行かれると巻き返すのは非常に難しかったようで……。


ツクモから見立て殺人の説明を聴いた後に警察官が「なんつうか、まあ……あれやなあ……」とか言っていたけれど、僕自身もまさにこんな状態。ほんと言葉が無いわけですよ、“見立て”ばかりで。

そういう意味では、この非現実的な話の中で一番リアルだったのは警察官のリアクションだったように思う。でもまあ、この非現実的な話自体は面白いと思うんだけどね。やはり一番キツかったのは(以下略)





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