★2014年5月12日の記事を再掲

亜人(1) (アフタヌーンコミックス)巷で話題の作品ということもあり、気になったので読んでみることにしてみた。

「亜人」とは一体何? どうやって生まれてくる? なぜそこまで世間的に忌み嫌われているの? などなど、謎が謎を呼ぶ感じでなかなか興味深い。

設定であるとか物語の骨子を鑑みると、そこまで目新しさはないのかもしれないけれど、この“得体の知れなさ”に引き付けられるものがあるのは確かなんじゃなかろうか。

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ただまあ、人を選ぶ作品でもあるのかもしれないね。とにかく思わせぶりな発言が多いし、「ここが重要なポイントだよ、伏線だから覚えておいてね♪」と著者から言われているようなシーンが多かった気がしないこともない。

それでも物語の先が気になるようであれば、それは最早著者の術中にハマってしまっているので観念した方がいいのでしょう。かくいう僕自身も半分術中にハマってしまった一人であります。


それにしても、亜人の人体実験シーンが結構グロかった。そこまで直接的な描写ばかりというわけでもなかったものの、容易に想像出来ちゃうしなぁ……。

おまけに、その実験を行っている人達が割に平気な顔しているところも、気持ち悪さに拍車をかけていたように思えてならない。つい最近まで普通に生活していた人間に対して、よくあんな残虐なことが出来るものだよね。

亜人と人間とどっちが脅威だと言えるんだ? と、そんなことを考えざるを得なかった。でも、政府が亜人擁護思想の人間までリストアップしているみたいだったし、そこまでするだけの何かしらの理由がやっぱり有るのかも。


★2014年5月18日の記事を再掲

亜人(3) (アフタヌーンコミックス)う~む、2巻までは結構面白いと感じていたのに、なんだか一気に大味な感じになってしまったものだ。

亜人が複数人に増えてしまったり、早くも亜人の弱点が明かされるなど、2巻までで感じていた“得体の知れなさ”というものがかなり薄れてしまい残念としか言いようがない。


それに、亜人コミュニティが決起し人間の「大量虐殺」を企てるなど、かなり“重い”ことをしているにも関わらず、読んでいて妙に“軽く”感じてしまう。ハイジャック機でビルにアタックする部分も陳腐に思えちゃいました……

ちょっと展開が早過ぎる感じなのかなぁ。物語を紡ぐテンポを著者がコントロール出来ていないんじゃなかろうか? そんな気がしないこともない。

まあ、どんどん新事実が出て来て面白い部分もあるけれど、そういった描かれた一つ一つの事象自体が面白くても、物語全体として見て面白く感じなければ続きが読みたいという気も失せてしまうものだ。


それにしても、亜人の本体同士のバトルはほんと無茶苦茶だったなぁ。途中で何度もリセット(自殺)を繰り返して大勢を整えるとか、狂気の沙汰としか思えない。

やっぱり内容的に“死”というものが軽く扱われているから、大味に感じちゃうのかもしれないね。死というものを何度でも乗り越えられたら、そりゃあ何でも有りな内容になってしまうのは必然。もうちょっと亜人本体にも制約・制限を設けてもらいたいものですな。







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