★2012年7月9日の記事を再掲

以前、東国原英夫がテレビに出演した際(都知事選の時だったかな?)、「時間が欲しい、本が読みたい」的な発言をしていたことがあって、いったい彼がどんな本を読んでいるのか興味を持っていたんだけど、今回小林麻耶の番組に出演するということで録画して観てみた。

なぜだか彼の政治活動に関することについては一切触れられずに、たけし軍団の頃のエピソードなどを交えながら番組が進行されていたわけだが、今現在はどういう活動してるんだろうね? 維新塾の講師をしてるんだっけ?

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ま、そんなことはさておき、東国原さんが紹介していた本は以下の3冊。

1.山際淳司『スローカーブを、もう一球』
2.東野圭吾『容疑者Xの献身』
3.村上春樹『風の歌を聴け』



1. 山際淳司『スローカーブを、もう一球』

スローカーブを、もう一球 (角川文庫)
山際 淳司
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★平凡な生活に憧れる

スポーツノンフィクションを初めて読んで衝撃を受けた作品ですね。


↓ 強豪校ではない野球部の日常を読んでの所感として。

平凡か非凡かと言われたら、平凡な生活に憧れるんです。毎日ルーティンワークが決まって、毎日朝何時に起きて、工場へ行って工場で働いて、帰ってきて寝ると。その(平凡な)毎日が送れる人が最高に尊敬するんですね。自分に出来ないんです。


東国原さんの言う平凡な生活って国民の大半の人が送っていると思うんだけど、それに対して尊敬するのかぁ。別に東国原さんみたいになりたいとは思わないけれど、贅沢な煩悶だわ。



2. 東野圭吾『容疑者Xの献身』

容疑者Xの献身 (文春文庫)
東野 圭吾
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★「愛する」ことについて考えさせられた

東国原 衝撃だったのが、人を愛するとかね、なんかこの人の生き方っていうのがすっごいなんか、真っ直ぐに見えたんですね。愛するってどういうことなのかなって人を愛することを教わるかもしれないけど、「ふるさとを愛する」「地域を愛する」ということも自分の中で真っ直ぐに行かなきゃいけないんじゃないかなぁと。今いかなかったら後悔すると思うんですね。それを思わせてくれたのがコレなのかな。

小林 じゃあ、ものすごく影響を与えた本あったんですね。

東国原 人生の岐路ですよ。決断のために背中を押してくれた本じゃないかなぁと思います。


まさか宮崎県知事選出馬を決断させたのがこの作品だったとは、意外すぎるっていうレベルじゃないね。こういったミステリ作品と地域愛を結びつけて考えられるのって、ある意味頭が柔軟なんだなぁと結構感心してしまった。



3. 村上春樹『風の歌を聴け』

風の歌を聴け (講談社文庫)
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★青春を思い出す本

学生時代にですね、これを読んでですね、もうこれ衝撃を受けましたね。これねぇ、(単行本の)166ページだったと思うんですけどねぇ、「嘘つき!」って太文字で出てるんです。これがねぇ~~~、嘘をついたんです僕も。で、当時付き合っていた女性に「嘘つき!」って言われたんです。それがシンクロしてるんです。


ちなみに、文庫版を調べてみると134ページでした。

自分を大きく見せたいというね。そういうなんか若いね、青いね、それをなんかこう指摘してくれた、目を覚まさせてくれた、うん。自分の等身大で自分に正直に生きなさいっていう風に感じたんですね。


本書主人公って青臭い感じなんだろうか? だいぶ前に読んだので忘れてしまったなぁ。まあ、村上作品の主人公で「こいつは大人だな!」と感じる人物って少ないとは思うけど。



とまあ、こんな感じでした。うん、何と言うか、有名どころが並んだところは少し驚いたけれど、やっぱりベストセラー作品には人の心を惹きつけるものが多分にあるのだろうと、そう改めて感じさせられるものだね。

『容疑者Xの献身』は僕も読んだものの、やっぱり東野圭吾という名前だけで敬遠してしまうところなんだけど、やっぱりベストセラー作品ももっと沢山読んでいくべきだよなと思わされた今回の放送でありました。でも、東野圭吾は文体自体も嫌いなんだよな…。

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