朝吹真理子の名前を久々に見たと思ったら、“小説が書けない”ということが話題になっているわけか、それはそれは。

まあ、だからこそしばらく彼女の名前をメディア等で目にする機会がなかったわけだけど、一体どこまで深刻な状態になっているのやら気になってしまうものだ。

特に芥川賞受賞一作目というのは、かなり注目を浴びるものだと思うので、相当な生みの苦しみを味わっているのかもしれない。受賞者すべてが味わってきた道なのだろうけど。

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朝吹真理子、芥川賞受賞後「一作も書けない」! 「綿矢りさ状態」とうわさされるワケ

2011年、初めて候補になった『きことわ』(新潮社)で芥川賞を受賞し、流星のごとく文壇に登場した朝吹真理子。名家の生まれで祖父がフランス文学者、父親もフランス文学者で詩人という背景や、その美貌も相まって「おじさん人気が抜群に高かった」(書籍編集者)という。純文学の新星として期待されたが、実は芥川賞受賞後、一作も小説を書けておらず、心配の声が上がっているという。

同時受賞だった西村賢太が何作か仕上げているのに対し、朝吹は出せていません。今年は芥川賞受賞以前に出したデビュー作『流跡』(新潮社)を文庫化し、細々とエッセイや対談などの仕事はしていますが、新作は出る気配がありません」(出版関係者)


確かに西村賢太に関しては、それなりにコンスタントに作品を発表しているイメージではあるね。なおかつ、テレビ出演なんかも割と頻繁に行っていた時期もあったわけだし、ほんとフットワークが軽いなと、そう思えてならない。

そんな同時受賞した相手ということもあってか、どうしたって朝吹さんが彼と比較されてしまうのは否めないものの、これまで1作も書けていないのであれば心配されるのも否めないことでしょう。

★業界からの期待度が高過ぎるのも考えもの
個人的には彼女の小説ってまったく読んだことはないんだけど、上の記事によれば歴代受賞者の中でもクオリティが高いと評されているみたいだし、じっくりと取り組めば良い作品が書けそうな気はするものだ。

だけど、出版関係者側からしたら、そんなに待ってもいられないのだろうね。その著者の賞味期限的なものだってあるのだろうし、あんまり完成が遅いと広告の打ち出し方だって変わってきてしまう。

彼女に対しての期待度が非常に高いからこそ、もどかしさもひとしおという感じなのかもなぁ。


★「綿矢りさ状態」という言い方はちょっと可哀想
それにしても、受賞一作目が書けないことを「綿矢りさ状態」と呼んでいるというのは、ちょっと可哀想な気がするものだね。

綿矢りさの受賞一作目である「夢を与える」は、それなりに早く出版されたんじゃなかったっけなぁ? その後は確かにずっと書けない歳月が続いていたものだけど。

でも、綿矢さんに関しては、書けるようになった後の作品も、そんなにクオリティが高いとはいいがたいんだよね。思うように書けるようになったとはいえ、もうちょっと練った方が良いんじゃない? と思わなくもないです。


朝吹さんに関しては、頑張ってくださいとしか言いようがない。


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