BILLY BAT(1) (モーニング KC)久々に浦沢直樹作品が読んでみたくなって本書を手に取ってみた。

ほぼ事前情報なしで読み始めたわけなんだけど、漫画家が主人公で戦後間もない時代が舞台ということもあり、物語に流れている雰囲気というものは悪くない感じですな。

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なおかつ、序盤からこれでもかというくらいにミステリテイストに溢れていて、翻弄されながら読み進めるのみという感じかもしれない。

実在の人物、実際に起こった事件なんかも扱われており、おまけに“秘密結社”などというワードも出てくることだし、ガジェット的にも引き付けられるものがあるのは確かなんじゃなかろうか。


★謎が多過ぎて逆に荒唐無稽に感じてきた
というのが1巻までの感想なんだけど、これが2巻まで進んでくると、読んでいて若干萎えてきてしまいました……。

なんだか謎が多くなり過ぎていて、逆に荒唐無稽な印象を持ってしまうんだよね、残念なことに。思わせぶりな発言をする人物もたくさん出てくるし、混乱することこの上ない。

普通のミステリなのかな? と思いきや、ファンタジーテイストというものも感じられるし、そうなってくると何でも有りという感じになってくるので、謎を推理するだけ無駄な気がしてくるものだ。


★すでに大風呂敷を広げまくり
その後、急に場面転換してイエス・キリストと思われる人物とユダの話、それから1950年代のニューヨーク、はたまた戦国時代の忍者の話に切り替わってくるなど、ここまで来るとちょっと付いていけないですな……。

こんなに様々な時代や国をまたぐようにして物語は繋がっているというのだろうか? 一体全体あのコウモリはなんだというの?? 非常に謎過ぎる。

これだけ序盤に大風呂敷を広げちゃって大丈夫なのかなぁ。まあ浦沢さんのことだから、ちゃんと伏線は回収していくのだろうと信じてはいるけれど、なんだか不安な思いもよぎってしまうものだね。


それにしても、漫画家の先生のペンネームが「唐麻雑風」となっていたけれど、これはカラマーゾフと読むのかな?







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