恋恋蓮歩の演習 (講談社文庫)引き続き再読しています、Vシリーズ。

相変わらず内容をほとんど忘れた状態で読んだので、最後ポカーンとさせられてしまった。確かに羽村という存在が○○○に雰囲気が似ているなと最初思ったものだけど、改めてそれが事実だと示されると結構な衝撃を受けてしまう。

何というか、はじめから全ては仕組まれていたというわけか、著者によって。この内容はかなり人を選ぶ感じかもしれない、そんな気がする。

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冒頭で保呂草さんが「事件はなかなか起こりません」とか注意事項のようなことを語ってはいるんだけど、確かに事件自体は250ページ程度読まないと起きないものの、トリック自体はすでに張り巡らされていたという塩梅。

思えばたくさんの伏線があったのだろうなぁ。これはまた再読したくなる内容だったかもしれない(めんどくさいので読み返さないけれど)


★“どんでん返し”を楽しめるか否かで評価が変わる
素直に「やられた!」と思う人と、「なんじゃそりゃ!」と怒りを覚える人もいることでしょう。

だって、事件自体の詳細はあまり語られないし、登場人物もほとんど推理というものをすることなく、最後に紅子さんがいきなり解決しちゃうことだしね。

事件か自殺がはっきりしないうえに、あまり緊迫感のない雰囲気。最後の“どんでん返し”を楽しめるか否かで、ずいぶんと本作の評価が変わってくるような気がするものだ。


★紫子が段々と可哀想に見えてくる
それにしても、紫子さんが段々と可哀想に見えてくるから、何とも言えません。明らかに保呂草さんからは都合のいいバイトとしか思われていないようだし。

彼女本人は、2人きりの旅行を心から喜ぶなど(プロポーズされるのでは?と考えたり)、その辺の両者のギャップが大き過ぎて、非常に切ない……

自然と手を繋いだり出来る練無(ねりな)と一緒にいるほうが雰囲気が良いじゃないか、と思うものの、紫子さんの好きなタイプとは大きく違うのだろうなぁ。


関係ないけど、片平(瀬在丸家の元使用人?)という人物の登場が、妙にご都合的に見えて仕方がなかったものです。









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